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トヨタは、米国で販売されているハイブリッド車「カムリ」および「カローラ クロス ハイブリッド」の計約5万5,000台を対象にリコールを実施すると発表しました。
今回の原因は、ハイブリッドシステムの要であるインバーター内部のボルトが緩む可能性があることです。
* リスク: ボルトが緩むと、走行中に突然駆動力を失う恐れがあり、特に高速道路などでの発生は重大な事故につながる危険があります。また、電気的な不具合から火災のリスクも否定できないとされています。
* 現状: 幸いなことに、現時点でこの問題に起因する事故や負傷、火災の報告は入っていません。
対象となるのは、2025~2026年式のカムリと、2026年式のカローラ クロス ハイブリッドの一部車両です。
北米市場で主力のハイブリッド車が対象となった今回のリコールは、電動化が加速する中で部品一つひとつの品質管理の重要性を改めて浮き彫りにしています。25/12/22 10:18:09
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ホンダは2025年12月17日、米国で販売されている新型プラグイン燃料電池車「CR-V e:FCEV」(2025年モデル)について、388台のリコールを届け出ました。これは、ほぼ全ての販売済車両が対象となる異例の規模です。
原因は、燃料電池(FC)スタック内での冷却水漏れです。
* リスク: 漏れ出した冷却水がスタックケース内で短絡(ショート)を引き起こし、駆動力を失って走行不能になる恐れがあります。
* 根本的な原因: 製造工程での接着剤(シーラント)の塗布量削減に伴う検証不足や、部品(ウォブルジョイント)のバリ取り不備など、サプライヤーの製造ミスが重なったことによるものです。
不具合が発生すると、ダッシュボードに「パワーシステム異常」や「絶縁液不足」などの警告が表示されます。最終的には「安全な場所に停止してください」という警告と共に発電が停止する可能性があります。25/12/22 10:13:51
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Lucid(ルシード)の新型電動SUV「Gravity(グラビティ)」が、納車開始からわずか数カ月で初のリコールを発表しました。今回の不具合は、EVの基幹システムではなく、サプライチェーン上の製造ミスに起因するものです。
対象となるのは、2025年9月8日から22日に製造された2026年型モデルの計66台です。
原因は、サプライヤー(Piston Interiors社)による前席シートバックカバーのラベル貼り付けミスです。左右のラベルが誤って貼られたことで、シート内部のサイドエアバッグの展開を妨げたり、設計意図とは異なる挙動を誘発したりする恐れがあります。メーカー側は、対象車両の約40%にこの不具合が含まれていると推測しています。
すでに生産ラインでは改善が図られており、サプライヤーへの監督強化やカメラを用いた検品システムが導入されています。25/12/22 10:09:07
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BMWは、停車中にステアリングホイールが意図せず動く恐れがあるとして、米国で3万6,922台のリコールを届け出ました。米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の発表に基づき、複数のメディアが報じています。
今回のリコールの最大の特徴は、走行中だけでなく車両が完全に停止している状態でも、ステアリングが勝手に作動する可能性がある点です。
操舵系は車の挙動を司る極めて重要な部位であり、予期せぬタイミングでの動作は、周囲の歩行者や障害物との接触を招くなど、安全上の大きな懸念となります。25/12/22 10:04:14
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フォードは、シートベルトの固定不備により、SUVモデルの「エスケープ」と「リンカーン・コルセア」のリコールを発表しました。米ルイビル組立工場で生産された車両が対象です。
今回のリコールは、運転席および助手席のシートベルト巻き取り機構(リトラクター)を固定するボルトの締め付けが不適切である可能性が判明したことによるものです。ボルトが緩んでいると、万が一の衝突時にシートベルトが本来の保護性能を発揮できず、乗員が負傷するリスクが高まります。
前兆として、シートベルト付近からの異音や、ベルトを引き出す際の作動不良が生じることがあります。2025年11月に寄せられた複数の保証クレームをきっかけに調査が行われ、今回の措置に至りました。
* 対象車両:2024年11月25日〜2025年11月3日生産分
* 対象台数:計780台(エスケープ636台、コルセア144台)
* 対策内容:販売店にてボルトの点検を行い、必要に応じて増し締めや部品交換を実施します。25/12/19 13:34:36









