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米国のフォードは、3件の異なる不具合により、米国内で80万台を超える大規模なリコールを実施しました。これは、同社が抱える品質管理の問題が深刻化していることを示唆しています。
米国道路交通安全局(NHTSA)の調査を受け、フォードはまず、2016年から2018年型リンカーンMKXと、2015年から2018年型フォード・エッジSUVの一部車両でブレーキオイル漏れが発生する可能性があることを明らかにしました。リアブレーキジャンプホースが破裂し、ブレーキオイルが漏れる危険性があり、現在、対策を検討中とのことです。
今回のリコールは、今年に入ってからのフォードの相次ぐ大規模リコールに続くものです。同社は最近、後部車軸の不具合によりF-150ピックアップトラック約10万3,000台をリコール。さらに、燃料ポンプの欠陥で約85万台、後部ドアロックの不具合でマスタング・マッハE約19万7,000台をリコールするなど、品質に関する問題が頻発しています。
これらの度重なるリコールは、フォードの品質管理体制に深刻な疑問を投げかけています。同社は今後、信頼回復に向けたより一層の取り組みが求められるでしょう。25/09/02 13:19:05
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ゼネラルモーターズ・ジャパンは8月21日、シボレーのスポーツクーペ「コルベット」について、国土交通省にリコールを届け出ました。対象となるのは、フロントエンドスポイラーが保安基準に適合しないおそれのある車両、合計1340台です。
今回のリコール対象車両は、2020年11月18日から2024年12月3日までの間に輸入された「コルベット」の1車種2型式です。
不具合の原因は、フロントエンドスポイラーの設計にあります。設計検討が不十分だったため、端部の切削加工が適切に行われておらず、保安基準を満たしていない状態になっていました。
この不具合に対する改善策として、対象となる全車両のフロントエンドスポイラーを、保安基準に適合するように再加工するとのことです。
なお、これまでにこの不具合による事故や怪我の報告は、国内では寄せられていません。ゼネラルモーターズ・ジャパンは、対象車両の所有者に対し、速やかに連絡し、無償で修理を行うとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/5369425/08/28 10:17:46
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米自動車大手フォード・モーターは、計器盤の不具合を理由に、国内で35万5000台を超えるトラックのリコール(無償修理)を実施すると発表しました。このリコールは、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が27日に公表したものです。
対象となるのは、2025年から2026年モデルの「F-550 SD」「F-450 SD」「F-350 SD」「F-250 SD」、および2025年モデルの「F-150」です。これらの車両では、計器盤がエンジン始動時に正常に機能せず、警告灯や車速といった重要な情報が表示されない可能性があるとのことです。この不具合により、衝突のリスクが高まる恐れがあります。
フォードは、この問題を解決するため、対象車両のソフトウェアを更新するとしています。今回のリコールは、消費者の安全を確保するための重要な措置であり、フォードは速やかに対応を進めています。25/08/28 10:13:23
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米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、ホンダが米国で販売した一部の車種、およそ140万台について、エンジンの不具合に関する予備的な調査を開始しました。これまでにNHTSAとホンダには、エンジンが完全に停止する可能性があるという報告が約3,000件寄せられています。
今回の調査対象は、2018年〜20年型「オデッセイ」、16年〜20年型「パイロット」、17年〜19年型「リッジライン」のほか、ホンダの高級車ブランド「アキュラ」の2車種です。
ホンダは、2023年11月にもエンジンの不具合を理由に約24万9000台のリコールを実施しています。しかし、NHTSAは、このリコールでは対処しきれていない別の問題が残っている可能性を指摘しており、今回改めて詳細な調査に乗り出しました。
すでに前回、2024年11月から同じ140万台を対象に調査を行っていましたが、不具合の報告が後を絶たないため、再度、調査を行うことになった模様です。ホンダの米国における今後の対応が注目されます。25/08/26 11:52:21
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ステランティスジャパンは、フィアット、アルファロメオ、プジョー、シトロエンの6車種、合計1,451台のリコールを国土交通省に届け出ました。このリコールは、燃料装置の不具合が原因で、最悪の場合、火災につながるおそれがあるためです。
対象となるのは、フィアット 600、アルファロメオ ジュニア・イブリダ、プジョー 308・408・3008、シトロエン C4の2024年9月29日から2025年7月9日に輸入された車両です。
この不具合は、エンジンルーム内の燃料パイプとインジェクターレールを固定するナットやボルトの締め付けトルクが不適切であったことに起因します。これにより、走行中の振動でナットやボルトが緩み、燃料が漏れる可能性があるとのことです。
ステランティスジャパンは、対象となるユーザーにダイレクトメールなどで通知し、全車両の燃料パイプ取付ナットとインジェクターレール取付ボルトを、規定のトルクで締め付ける処置を実施するとしています。これまでにこの不具合による事故や火災は報告されていません。25/08/26 11:22:53