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トヨタ自動車は、人気SUVの「ヤリスクロス」と「カローラクロス」計9万8784台について、国土交通省にリコールを届け出ました。対象となるのは、2022年11月から2024年1月までに生産された車両です。
*カメラの映像不具合が原因*
今回のリコールの原因は、車載カメラの不具合です。車両の位置や周囲の状況を表示する「パノラミックビューモニター」のカメラ内部の回路部品に亀裂が生じる場合があることが判明しました。この亀裂が拡大すると電流の流れが妨げられ、特に車両左側の映像が正しく表示されなくなる恐れがあります。これにより、安全確認に支障をきたし、保安基準を満たさなくなる可能性があります。
トヨタは、対象車両のカメラを無償で交換するなどの対応を行うとしています。なお、トヨタは、2024年4月にも、ハイブリッド車のシステム不具合で大規模なリコールを実施しており、今回のリコールは、同社の品質管理に対する懸念を再び浮き彫りにする形となりました。25/09/18 09:25:28
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韓国の自動車メーカー、ヒュンダイが、バックカメラの不具合を理由に22万6000台を超える車両をリコールすることが明らかになりました。このリコールは、同社にとって2024年で最大規模となります。
対象車種と不具合の原因
リコールの対象となるのは、2021年から2022年型のサンタフェ(通常版およびハイブリッド)、2022年型サンタフェプラグインハイブリッド、そして2021年から2022年型のエラントラです。特に2022年型のエラントラNは1,186台が影響を受けます。
不具合の原因は、バックカメラの基板のはんだ付けが不十分であることで、時間の経過とともにカメラが機能しなくなる可能性があるとされています。
ヒュンダイは、不具合のあるカメラを改良された設計の新しいカメラに交換することで、問題の解決を図ります。この不具合に関連する事故や負傷、物的損害の報告はこれまでのところありません。25/09/18 09:21:21
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米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、テスラ車の一部にドアの欠陥があるかどうか、予備調査を開始したことを明らかにしました。特に、テスラ モデルYの電動ドアハンドルが低電圧バッテリーの問題で作動しなくなる事象が対象です。
この調査は、保護者が後部座席の子どもを降ろす際などに、外側のドアハンドルが作動せず、子どもが車内に閉じ込められたという報告が9件寄せられたことがきっかけでした。NHTSAは、この事象が起きた場合、手動でドアを開ける方法がない点を問題視しています。
テスラ車には車内に手動解除レバーがありますが、NHTSAは「子どもには届かなかったり、操作できなかったりする可能性がある」と指摘しています。中には、ドアを開けるために窓を割らざるを得なかったケースも報告されました。
今回の調査対象は2021年型モデルYの約17万4000台ですが、範囲が拡大する可能性もあります。これまでの報道によると、2018年以降、NHTSAにはテスラ車のドアの不具合に関する苦情が140件以上寄せられており、事故後にドアが開かず、負傷や死亡に至った事例も複数報告されています。25/09/17 15:48:47
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日産自動車は、2022年7月から2023年3月に製造された「エクストレイル」e-POWER車、9,197台のリコールを国土交通省に届け出ました。このリコールは、発電用モーターの不具合が原因です。
国交省によると、発電用モーターの製造過程で、絶縁材であるワニスの塗布量が不適切だったため、絶縁不良が発生する可能性があるとのことです。この不具合が進行すると、発電用モーターが発電を停止し、e-POWERシステム警告灯が点灯、警告メッセージが表示されます。最悪の場合、EVバッテリーへの電力供給が途絶え、走行できなくなる恐れがあります。
これまでに、この問題に関連する不具合報告が423件寄せられていますが、幸いなことに事故は発生していません。
日産は、対象車両の発電用モーターを点検し、不具合が確認された場合はモーターを交換することで対応します。
https://www.recall-plus.jp/info/5392225/09/16 14:37:30
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フィリピンのトヨタ自動車現地法人であるフィリピントヨタ自動車(TMP)は、高級MPV「アルファード」など4車種のリコールを発表しました。対象車両は、いずれも特定の不具合が確認されています。
リコールの対象となるのは、「アルファード」に加え、ハイラックス、フォーチュナー、イノーバの4車種です。特にアルファードは、シートベルトが正しく装着されていない可能性があるとのことで、安全上の懸念が指摘されています。また、ハイラックス、フォーチュナー、イノーバは、燃料ポンプの不具合が原因でエンジンが停止するリスクがあるため、こちらもリコール対象となりました。
このリコールは、フィリピン国内で販売された特定の製造期間の車両に限定されます。TMPは、対象となる車両の所有者に対し、速やかに最寄りのディーラーに連絡し、無償で点検・修理を受けるよう呼びかけています。25/09/16 14:33:29