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MINIの電気自動車「MINI Cooper SE」ほか複数車種において、高電圧バッテリーのセルモジュールに不具合が見つかり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、BMW日本法人が国土交通省にリコールを届け出ました。
この不具合は、高電圧バッテリーのセルモジュールの製造過程が不適切であったために、セルモジュール内部で短絡(ショート)が発生する可能性があるというものです。具体的には、電極シートの切れ端が折れ曲がり、セパレーターが損傷することが原因とされています。
対象となるのは、2020年から2024年にかけて生産されたMINI Cooper SEなどのモデルです。
現在、同社では部品の準備が整うまでの間、対象車両の使用者に対して車両の使用停止や駐車位置に関する注意喚起を促しています。部品の準備が整い次第、対象車両の高電圧バッテリーのセルモジュールを良品に交換する改善措置が取られる予定です。
https://www.recall-plus.jp/info/5316325/06/23 10:00:37
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マセラティジャパンは、「グレカーレ」他において、動力伝達装置(オートマチックギアボックスシフターモジュール:AGSM)の不具合により、国土交通省にリコールを届け出ました。
この不具合は、AGSMの設計検討が不十分なことが原因です。センターコンソールにあるパークポジションスイッチの端部を押した際に、内部を通る2つの信号に不整合が生じることがあります。
これにより、スイッチの異常を示すDTC(故障診断コード)が入力され、プログラム上の制約から、他のギアが選択できなくなるおそれがあるとのことです。最悪の場合、車両が発進できなくなる危険性があります。
マセラティジャパンは、該当車両のAGSMソフトウエアを対策プログラムに書き替えるとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/5313425/06/20 14:06:20
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FCAジャパンは6月19日、アルファロメオの「ジュリア」と「ステルヴィオ」の計2車種において、制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。この不具合は、最悪の場合、ブレーキが効かなくなる恐れがあるという重大なものです。
今回のリコールは、ブレーキペダルに繋がるプッシュロッドと、ABSユニットに繋がるピストンロッドの締結部に問題があることが原因です。製造機械の保守管理が不適切であったため、締結部の締め付けが不十分なまま出荷された車両があるとのことです。
これにより、締結部が緩み、ブレーキペダルを踏むと異音が発生する場合があります。そのまま使用を続けると、最終的に締結部が外れてしまい、ブレーキペダルを踏んでもブレーキが全く効かなくなる危険性があるとしています。
アルファロメオは、対象となる車両のユーザーに対し、速やかに最寄りの正規ディーラーでの点検と修理を呼びかけています。対策として、全車両で当該締結部を規定トルクで締め付ける作業が行われます。
https://www.recall-plus.jp/info/5315825/06/19 15:38:45
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ホンダは6月19日、「オデッセイ」など計7車種の燃料装置(低圧燃料ポンプ)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。これは、過去に実施された燃料ポンプの改善措置において、交換用の部品に不適切なパッキンが混入し出荷されていたことが原因とされています。
今回のリコール対象となるのは、改良前の低圧燃料ポンプの不具合に対応するための交換作業で、誤って異品のパッキンが組み付けられた車両です。この異品のパッキンが使用されると、燃料ポンプと燃料タンク間のシール性が不足し、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがあるとのことです。
ホンダはこれまでにも、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切で、燃料により変形し、最悪の場合エンストに至るおそれがあるとして、大規模なリコールを複数回実施してきました。今回のリコールは、その改善措置において新たな不具合が発覚した形となります。
https://www.recall-plus.jp/info/5315725/06/19 15:35:57
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フォルクスワーゲンは、ファミリーSUVのアトラスとアトラスクロススポーツ、合計17万1,381台を対象にリコールを発表しました。これは、リアカメラの映像が歪んで見えるという深刻な不具合が原因です。対象はアメリカで販売された2024年および2025年モデルとなります。
通常、リアカメラの不具合は「画面が映らない」ケースが多いですが、今回は「表示される映像が歪む」ため、ドライバーが誤った情報を信じてしまう危険性があります。特に、小さな障害物や子どもを認識しにくくなることで、事故のリスクが高まるとされています。
米国家道路交通安全局(NHTSA)の調査により、この問題はリアカメラ制御ユニットのソフトウェアエラーが原因だと判明しました。アメリカでは2018年からリアカメラの装着が義務付けられており、子どもの保護など後退時の安全確保に不可欠な機能です。そのため、今回の不具合は単なる不便にとどまらず、重大な事故につながる可能性が指摘されています。25/06/18 09:35:44