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フォード社は、米国で販売された電気ピックアップトラック「F-150 ライトニング」のリコールを発表しました。これは、組立工程における欠陥により、上部コントロールアームのボールジョイントのナットが緩み、ステアリングに影響を及ぼす可能性があるためです。
米道路交通安全局(NHTSA)への報告によると、リコール対象は2024年2月15日から2025年2月14日までに製造されたモデルで、このうち約1%(300台未満)が実際に影響を受けると推定されています。これまでに、この不具合による事故は6件報告されていますが、重大な健康被害の報告はないとのことです。
フォードの整備工場では、対象車両のナットの締め付けを確認し、必要に応じて修正を行います。また、フォードはすでに生産ラインにおける工具を改良し、2025年2月14日以降に製造された車両にはこの問題がないとしています。
F-150 ライトニングは、2025年第1四半期には米国で最も売れた電気ピックアップトラックとして人気のある車種です。25/06/11 09:42:36
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BMWは、6月9日に「5シリーズ」や「X1」など18車種、計21,385台のリコールを国土交通省に届け出ました。対象となるのは、2011年8月から2018年6月までに製造された車両です。
今回のリコールは、原動機であるウォーターポンプの不具合が原因とされています。具体的には、インテークパイプのシール設計が不十分なため、インテークパイプ内に溜まったブローバイ凝縮液がウォーターポンプのコネクタに滴下し、端子の腐食を進行させる可能性があるとのことです。最悪の場合、端子が短絡して異常過熱が発生し、火災に至るおそれがあるとしています。
これまでに不具合報告や事故は発生していませんが、ドイツ本国からの情報を受けてのリコール届出となりました。
改善措置としては、インテークパイプのシール点検と必要に応じた交換、ウォーターポンプとハーネス側のコネクタの点検・清掃または交換が行われます。さらに、全車両にコネクタへのスプラッシュガードキャップの後付けが実施される予定です。
BMWは、過去にもウォーターポンプ関連のリコールを実施しており、今回の対応で安全確保に努める姿勢を見せています。対象車両の所有者は、速やかにディーラーに相談し、点検・修理を受けることが重要です。25/06/10 09:10:58
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マツダは6月6日、米国とカナダで販売されているSUV「CX-30」と小型車「マツダ3」の合計約17万台をリコールすると発表しました。これは、特定の条件下でエアバッグが作動しなくなる可能性があるためです。
対象となるのは、2024年から2025年式のCX-30とマツダ3、合計17万1,412台で、米国とカナダで販売された車両が該当します。報告書によると、エンジンをかけずにイグニッションスイッチを「オン」の状態で2時間以上放置しバッテリーが消耗した後、充電して車両を再起動すると、エアバッグが「故障した」と誤認識し、作動しない恐れがあるとのことです。これにより、衝突時の安全リスクが高まることが懸念されています。
この不具合は2024年6月に判明し、マツダはその後ソフトウェアの改善などの対応を進めてきました。今後は、対象車両の販売店でソフトウェアの改良や必要に応じて部品交換が無償で行われる予定です。マツダは、顧客の安全を最優先に考え、速やかな対応を進めていくとしています。25/06/09 09:48:33
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ゼネラルモーターズ(GM)は6月4日、キャデラックのミッドサイズ電動SUV「リリック」の4万1,376台を対象にリコールを発表しました。これは、運転席のビデオディスプレイに不具合が発生する可能性があるためです。
対象となるのは2023年型と2024年型のリリックで、製造時期は2022年3月2日から2024年5月27日までの車両です。具体的には、ディスプレイのフリーズや再起動、空白化などの問題が報告されており、これによりドライバーが必要な情報を確認できなくなる危険性が指摘されています。米国高速道路交通安全局(NHTSA)への提出書類によると、この不具合はソフトウェアの不良が原因とみられています。
GMは、対象車両の所有者に対し、ソフトウェアのアップデートを無償で実施するとしています。この問題による事故や負傷の報告は現在のところ確認されていません。今回のリコールは、今後のEV市場における信頼性確保の重要性を示すものとなります。25/06/09 09:43:33
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フォード・モーターは、安全性に関する懸念から、2種類の車両で大規模なリコールを発表しました。
まず、コンパクトなマベリックトラック約6.4万台(2025年モデル)がリコールの対象となります。米国道路交通安全局(NHTSA)によると、これらの車両ではダッシュボード上のエアバッグ表示灯が緩んだり外れたりする可能性があり、視認性が損なわれる恐れがあるとのことです。この問題に対し、ディーラーはエアバッグ表示灯の固定クリップを取り付ける処置を行います。
次に、エクスプローラーSUV約49.2万台もリコール対象となりました。こちらの問題は、運転席と助手席のBピラードアトリムが走行中に外れる可能性があるというものです。
フォードは過去にも複数の車種でリコールを実施しており、品質管理の徹底が望まれます。25/06/05 10:22:41