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ゼネラル・モーターズ(GM)は、米国において約60万台のスポーツ用多目的車(SUV)とトラックのリコールを発表しました。
今回のリコールは、エンジン部品の欠陥が原因で、車両の損傷や故障を引き起こす可能性があるという懸念によるものです。
リコールの対象となるのは、2021年から2024年モデルの車両です。具体的には、キャデラック・エスカレードおよびエスカレードESV、シボレー・シルバラード1500、サバーバン、タホ、そしてGMCシエラ1500、ユーコン、ユーコンXLが含まれます。これらの車種はすべて、6.2リットルのV8ガソリンエンジンを搭載しています。
GMの発表によりますと、問題となっているのはエンジンのコネクティングロッドとクランクシャフトといった重要な部品です。これらの部品に製造上の不具合があり、最悪の場合、重大なエンジン損傷や故障につながるおそれがあるとのことです。
自動車メーカー各社は、安全性と品質の確保を最優先事項としており、今回のGMによる迅速なリコール対応は、その姿勢を示すものと言えます。25/04/30 13:31:03
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自動車メーカー大手8社が4月24日に発表した2024年度の国内生産台数は、合計で前年度比2.7%減の805万台となりました。
認証不正問題や、リコール(回収・無償修理)などが生産台数を押し下げる要因となりました。
各社の内訳を見ると、トヨタ自動車は2.2%減、日産自動車はSUVの販売不振などにより11.5%の大幅な減少となりました。マツダも乗用車を中心に6.3%減少しています。一方、ダイハツ工業は認証不正による生産停止からの回復が進み、軽自動車の販売が好調だったことから5.5%増とプラスに転じました。
世界生産台数においても、8社合計で前年度比4.8%減の2417万台となり、7社がマイナスとなりました。中国市場での価格競争の影響を受けたホンダが11.5%減と最も大きく落ち込み、タイで一部車種の生産を停止した三菱自動車も10%減少しました。
今回の国内生産の減少は、一部メーカーにおける認証不正問題やリコール、そして販売不振が複合的に影響した結果と言えるでしょう。各社は品質管理の徹底と、市場ニーズに合った魅力的な製品開発が求められます。25/04/25 13:41:46
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MINI カントリーマン Dを含む計6車種において、尾灯のコントロールユニットに不具合があり、保安基準に適合しないとして、国土交通省にリコールが届けられました。
BMWが発表した今回のリコールは、車両を解錠する際のアンサーバック機能に関するものです。具体的には、コントロールユニットの点灯プログラムが不適切なため、アンサーバック灯火時にすべての灯火ブロックが同時に点灯し、その点灯時間が保安基準で定められた3秒をわずかに超過してしまうというものです。
車両の灯火装置については、夜間や悪天候時における視認性を確保し、安全な走行を支援するために、点灯時間や点灯方法など、詳細な保安基準が定められています。今回の不具合は、この保安基準に適合しないと判断されたものです。
今回のリコールは、わずかな時間超過であっても保安基準に厳格に適合させるという姿勢を示すものと言えるでしょう。安全確保のため、対象となる車両の早期の改修が望まれます。
https://www.recall-plus.jp/info/5271625/04/24 16:16:38
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アルファロメオは北米市場で3度目の大規模なリコールを発表しました。ブレーキの不具合、断線の危険性に続き、今回はバックカメラの不具合が明らかになっています。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、2023年から2025年式のアルファロメオ・トナーレ8,122台とダッジ・ホーネット4万台以上を含む、計48,494台を対象としたリコールを発令しました。
問題点は、リバースギアに入れた際にバックカメラの映像が正常に表示されない可能性があることです。この不具合は、溶接不良またはソフトウェアのバグが原因とされ、後方視界に関する連邦自動車安全基準(FMVSS 111)に抵触する恐れがあります。
短期間に立て続けにリコールが発生している米国とは対照的に、ヨーロッパではこれらのリコールの影響範囲や対応についての公式な発表はまだありません。
この違いの背景には、米国と欧州におけるリコールに関する基準や手続きの違いがあると考えられます。NHTSAが厳格な基準と透明性の高い情報公開を義務付けているのに対し、欧州ではメーカーに比較的大きな裁量が与えられている可能性があります。
アルファロメオの相次ぐリコールは、品質管理体制への懸念を高めるものであり、今後の動向が注目されます。25/04/24 09:19:21
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ボルボは、「V60」を含む計5車種のプラグインハイブリッド車において、電気装置の高電圧バッテリーに不具合があり、火災に至るおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
この不具合は、プラグインハイブリッド車に搭載されている高電圧バッテリーのセルモジュールにおいて、機器の設定が不適切なために、セル表面に不均一な部分が生じていることが原因です。
その結果、バッテリーが満充電の状態で駐車している際に、セルモジュール内部で短絡が発生する可能性があります。最悪の場合、この短絡によってバッテリーが異常な発熱を起こし、火災につながるおそれがあるとのことです。
リコールの対象となっているのは、「V60」の他に、複数のボルボ車が含まれています。国土交通省は、対象車両の使用者に対し、速やかにメーカーの指示に従い、必要な修理を受けるよう呼びかけています。
プラグインハイブリッド車は、環境性能と走行性能を両立する一方で、高電圧バッテリーという特殊な装置を搭載しています。今回のリコールは、その安全性に関わる重要な情報です。対象車両にお乗りの方は、ボルボからの案内に注意し、ご自身の安全確保のために、速やかに対応することをお勧めします。
https://www.recall-plus.jp/info/5270925/04/23 15:11:40