ジャンル一覧 > 自動車
- 3605件中 401~450件を発表日の降順
- 3605件中 401~450件を発表日の降順
-
ビー・エム・ダブリューは、「BMW X3 20d xDrive」など計3車種について、頭部後傾抑止装置(リアシート左右アウターヘッドレスト)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
このリコールは、リアシートの左右アウターヘッドレストの製造工程が不適切であったことに起因します。ヘッドレストバーとヘッドレストボックスの間にあるダウエルピンが正しく組み付けられていない車両が存在するとのことです。
これにより、車両の衝突などによる衝撃を受けた際、当該部位の剛性が不足し、後部座席に乗車している方の頭部を十分に保護できないおそれがあります。これは、安全基準に適合しない状態であり、乗員の安全確保に重大な影響を及ぼす可能性があります。
対象となるのは、2024年4月から2024年5月にかけて輸入された「BMW X3 20d xDrive」「BMW X4 20d xDrive」「BMW X3 M40d」の3車種、合計218台です。
同社は、対象車両のリアシート左右アウターヘッドレストを点検し、不具合のあるものは良品に交換する対応を実施するとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/5459725/11/26 09:52:27
-
ヒュンダイは、1.6リッターターボエンジンを搭載した「ソナタ」セダンについて、パージバルブの早期摩耗が原因で燃料タンクが変形・損傷する恐れがあるとして、リコール(自主回収)を発表しました。これにより、高温の排気系コンポーネントとの接触による損傷や燃料漏れが発生する危険性があります。
対象車種 ソナタ 1.6Lターボ搭載車(2024年フェイスリフト前の生産車)
不具合原因 パージシステムのバルブの早期摩耗
発生する恐れ 燃料タンクの変形、排気系コンポーネントとの接触、燃料漏れ
確認事例 2023年〜2025年に米加で燃料漏れが7件確認済み
対策 1. 改良型バルブの装着
2. 燃料タンクの点検、必要に応じて修理・交換
3. ターボチャージャー逆流によるタンク内圧上昇を監視するソフトウェアの導入
今回のリコールは、パージバルブの交換というハードウェア対策と、内圧上昇を監視するソフトウェア導入という二段構えで対応する、実務的な措置とされています。
25/11/25 10:14:29
-
ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバー イヴォーク」や「ディスカバリー スポーツ」など計8車種について、原動機(エンジン)の不具合に関するリコールを国土交通省に届け出ました。
不具合は主に二点あり、最悪の場合、エンジンが停止して走行不能に陥ったり、オーバーヒートに至る危険性があります。
一つ目は、アクセサリーベルトテンショナーの耐久品質が不十分であることです。ベルトの張力を保つオートテンショナーのベアリングや、ベルト自体の耐摩耗性が不足しているため、経年劣化によりベルトが折損する恐れがあります。
二つ目は、パワートレインコントロールモジュール(PCM)の制御プログラムの不具合です。エンジン始動条件を正しく検知できず、再始動用モーターに過負荷がかかり、これもアクセサリーベルトの折損につながる可能性があります。
ベルトが折損すると、発電不足となり警告灯が点灯し、最終的にバッテリーが上がって原動機が停止します。ランドローバーは、対象車両について販売店にて無償で点検・修理を実施するとしています。25/11/21 14:08:58
-
Kia Americaは、米国でK5セダン250,547台を対象とする大規模なリコールを発表しました。対象車両の燃料タンクに損傷が発生し、燃料漏れにつながる恐れがあり、最悪の場合、火災の危険性が生じる可能性があるためです。
米道路交通安全局(NHTSA)の要請を受け、Kiaは予防措置として直ちに対応に乗り出しました。現時点で実際の火災報告はないものの、安全確保を最優先しています。
リコール対象の車両オーナーは、販売店での即時点検を受けるよう推奨されています。点検の結果、技術者が燃料タンクの損傷を確認した場合、無償でタンクの交換が実施されます。さらに、再発防止策として、新しいチェックバルブの追加取り付けも併せて行われます。
この対策により、オーナーの費用負担は一切発生しません。Kiaは対象となるすべてのユーザーに通知を行います。
世界有数の自動車市場である米国において、安全性を重視した今回の迅速な対応は、ブランドへの信頼維持に繋がるものと見られます。25/11/21 14:01:52
-
ヒョンデ・モーター・アメリカ(HMA)は、2025年型「アイオニック5」の電動クロスオーバー、1,535台を対象とするリコールを発表しました。
リコールの原因は、前席シートベルトのボルト締付け不備です。ジョージア州のHMGMA工場でBピラーの再作業を行った際、シートベルトのリトラクターを固定するボルトの締め付けが不十分であった可能性があり、衝突時にシートベルトのテンショナーが想定通りに作動せず、乗員の傷害リスクが高まる恐れがあります。
対象となるのは、2024年12月12日から2025年6月12日までに生産された車両です。この不備は、部品の再装着時の手順ミスが原因とされています。
ヒョンデは、米国市場において重要モデルの一つであるアイオニック5の安全性を重視し、迅速な対応を決定しました。オーナーへの通知は2026年1月16日に発送される予定で、その後、ディーラーにて固定部の点検と規定トルクへの締め直しが実施されます。25/11/21 13:59:07









