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- 2576件中 751~800件を発表日の降順
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近年、リチウムイオン電池を搭載したモバイルバッテリーが原因とみられる、航空機内での火災事故が世界各地で相次いで発生しています。上空での火災は消火活動が困難であり、乗客の避難も不可能なため、最悪の事態につながる可能性があります。このため、各国の航空当局はモバイルバッテリーの機内持ち込みに関する規制を強化する動きを加速させています。
韓国では、2025年3月1日からモバイルバッテリーの持ち込みルールが厳格化されました。預け入れ荷物に入れることは禁止され、機内持ち込みの場合でも、容量や数量に制限が設けられています。また、ショートを防ぐために端子部分を絶縁したり、常に手元で管理したりすることが義務付けられました。
その後も、香港航空の機内での出火事故が発生したことを受け、香港でも同様の規制強化が行われました。フライト中のモバイルバッテリーの使用や充電を全面的に禁止するとともに、頭上の荷物棚ではなく、必ず手元で管理することを求める新ルールを発表しました。
日本でも、航空当局がこの国際的な流れに追随する形で、対応を強化していくことが予想されます。安全で快適な空の旅のためにも、航空機を利用する際は、最新の規制情報を確認し、ルールを遵守することが重要です。25/08/07 16:46:09
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夏の暑さが増すにつれて、モバイルバッテリーの発火事故が急増しています。7月には山手線内で乗客のバッグから発煙する事故が発生し、公共交通機関を巻き込んだトラブルが相次ぎました。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)のデータによると、リチウムイオン電池の事故は気温が高くなる6月から8月にかけて増加する傾向にあります。
この原因は、高温によってモバイルバッテリー内部の化学反応が加速するためです。特に真夏の車内は短時間で50度を超え、ダッシュボード付近では70度に達することもあり、モバイルバッテリーを放置すると非常に危険です。内部の正極と負極を隔てるセパレーターが高温で劣化するとショートし、発火に至ります。
手持ちのモバイルバッテリーの安全性を確認するには、まず製品がリコール対象になっていないかをメーカーのウェブサイトで確認しましょう。事故を起こした製品の中には、すでにリコール対象となっていたものもあります。
安全なモバイルバッテリーを選ぶ際は、PSEマークが付いているかどうかが重要な判断基準となります。これは日本の電気用品安全法に基づいたもので、国が定める技術基準を満たしている証です。
事故を防ぐためには、高温になる場所での保管を避ける、落下や強い衝撃から守る、そして膨張や異常な発熱など異変を感じたらすぐに使用をやめることが大切です。特に、膨張したバッテリーは内部にガスが溜まっているため、触らずに販売店などに相談してください。25/08/01 13:27:41
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消費者庁は7月29日、オーディオテクニカがリコール(自主回収)を実施しているワイヤレスイヤホン「ATH-SQ1TW2」シリーズで火災事故が発生したことを発表しました。
この事故は7月12日に発生し、鞄の中にあった当該製品とその周辺が焼損したとのことです。消費者庁は、この火災がリコールとの関連があるかを含め、現在も原因を調査中です。
オーディオテクニカは、当該製品において充電ケースが発熱・発火するおそれがあるとして、2024年11月15日からリコールを実施しています。対象となるのは、以下の型番の「ATH-SQ1TW2」シリーズです。
対象製品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、オーディオテクニカのウェブサイトや問い合わせ窓口で詳細を確認し、交換手続きを進めるよう呼びかけられています。安全のためにも、速やかな対応をお願いいたします。
https://www.recall-plus.jp/info/5097925/07/31 17:09:50
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近年、モバイルバッテリーやハンディファンからの発火事故が多発しており、先日も山手線内でモバイルバッテリーが出火し、運行が一時停止する事態が発生しました。このバッテリーは製造上の不具合によるリコール対象品だったことが判明しています。
「リコール対象と知らずに使っていた」というケースは少なくありません。購入後に製品のリコール情報を確認する機会は限られ、情報がユーザーに届かないこともあります。しかし、発火事故は時に社会インフラを麻痺させるほどの危険性をはらんでいます。
ご自身のモバイルバッテリーやハンディファンがリコール対象かどうか、リコールプラスで確認できます。
製品名やメーカー名、「リチウムイオン」などのキーワードで検索できます。複数の情報源で確認し、ご自身で危険を回避することが重要です。
猛暑の夏は、リチウムイオン電池にとって特に危険な季節です。高温はバッテリーの膨張、発火、爆発のリスクを高めます。リコール対象品や粗悪品でなくても、高温下での使用や保管には十分注意しましょう。25/07/29 11:29:16
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7月23日、東京・品川区東品川の10階建てマンションで火災が発生し、5名が負傷しました。当初、火元は充電中の手持ち扇風機とみられていましたが、その後の警視庁の調べで、延長コードからの出火の可能性が高いことが分かりました。
火災が発生したのはマンションの9階の一室で、住民の話から当初は携帯型小型扇風機が出火原因として挙げられていました。しかし、現場を詳しく調べた結果、室内の延長コードが激しく燃えていることが判明。この延長コードの上には布団がかかっており、これが火災を拡大させた可能性もあるとみられています。
警視庁は、延長コードの不適切な使用や、たこ足配線による過負荷、またはコードの劣化などが火災の原因となった可能性も視野に入れ、詳しい調査を進めています。今回の火災は、身近な電化製品の取り扱いについて改めて注意を促すものとなりました。25/07/28 10:57:34