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ステランティスジャパンは6月12日、ジープの「ラングラーアンリミテッド」および「ラングラー」の2車種において、後部霧灯(リアフォグランプ)の不具合に関するリコールを国土交通省に届け出ました。
今回のリコールの原因は、後部霧灯のバルブソケットの製造が不適切であったため、接点間の接続が適切に行われない場合があることです。これにより、後部霧灯が点灯しなくなり、日本の保安基準に適合しない恐れがあるとしています。
対象となるのは、2024年8月11日から2024年12月16日までに輸入された合計496台の車両です。この不具合による事故の報告は現時点ではないとのことです。ステランティスジャパンは、対象車両のユーザーに対し、後部霧灯(左右)のバルブソケットを良品に交換し、バルブも新品に交換する無償修理を行うとしています。
後部霧灯は、濃霧や激しい降雨時など、視界が著しく悪い状況で車両の存在を後続車に知らせる重要な安全部品です。不具合が確認された場合は、速やかに最寄りのジープ正規ディーラーまたは指定サービス工場へ連絡し、点検・修理を受けていただくよう呼びかけています。25/06/13 11:18:55
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三菱自動車は6月12日、軽EVの「eKクロスEV」と、日産自動車へOEM供給している軽EV「サクラ」の計2車種、総計4万1134台(2022年5月~2023年3月製造)のリコールを国土交通省に届け出ました。
国土交通省によると、今回のリコールの原因は、制動装置である「ブレーキマスターシリンダー」のピストン形状が不適切であったことです。これにより、ブレーキが解除された後もブレーキがかかり続ける不具合が発生し、意図しない減速を引き起こす可能性があります。また、走行中にブレーキの不具合が解消されることで、意図しない加速が生じる恐れもあるとのことです。
この不具合により、既に1件の人身事故が発生しています。国土交通省によると、ブレーキがかかり続けたことで車両が減速し、後続車が追突したとのことです。幸い負傷者はなかったものの、被害者は精神的苦痛から通院を余儀なくされたと報告されています。
今回のリコールは、軽EVという新しいカテゴリーの主力車種で発生したものであり、ユーザーの安全に直結する重要な問題です。三菱自動車には、再発防止に向けた品質管理体制のさらなる徹底が求められます。25/06/13 11:18:08
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フォード社は、米国で販売された電気ピックアップトラック「F-150 ライトニング」のリコールを発表しました。これは、組立工程における欠陥により、上部コントロールアームのボールジョイントのナットが緩み、ステアリングに影響を及ぼす可能性があるためです。
米道路交通安全局(NHTSA)への報告によると、リコール対象は2024年2月15日から2025年2月14日までに製造されたモデルで、このうち約1%(300台未満)が実際に影響を受けると推定されています。これまでに、この不具合による事故は6件報告されていますが、重大な健康被害の報告はないとのことです。
フォードの整備工場では、対象車両のナットの締め付けを確認し、必要に応じて修正を行います。また、フォードはすでに生産ラインにおける工具を改良し、2025年2月14日以降に製造された車両にはこの問題がないとしています。
F-150 ライトニングは、2025年第1四半期には米国で最も売れた電気ピックアップトラックとして人気のある車種です。25/06/11 09:42:36
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BMWは、6月9日に「5シリーズ」や「X1」など18車種、計21,385台のリコールを国土交通省に届け出ました。対象となるのは、2011年8月から2018年6月までに製造された車両です。
今回のリコールは、原動機であるウォーターポンプの不具合が原因とされています。具体的には、インテークパイプのシール設計が不十分なため、インテークパイプ内に溜まったブローバイ凝縮液がウォーターポンプのコネクタに滴下し、端子の腐食を進行させる可能性があるとのことです。最悪の場合、端子が短絡して異常過熱が発生し、火災に至るおそれがあるとしています。
これまでに不具合報告や事故は発生していませんが、ドイツ本国からの情報を受けてのリコール届出となりました。
改善措置としては、インテークパイプのシール点検と必要に応じた交換、ウォーターポンプとハーネス側のコネクタの点検・清掃または交換が行われます。さらに、全車両にコネクタへのスプラッシュガードキャップの後付けが実施される予定です。
BMWは、過去にもウォーターポンプ関連のリコールを実施しており、今回の対応で安全確保に努める姿勢を見せています。対象車両の所有者は、速やかにディーラーに相談し、点検・修理を受けることが重要です。25/06/10 09:10:58
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マツダは6月6日、米国とカナダで販売されているSUV「CX-30」と小型車「マツダ3」の合計約17万台をリコールすると発表しました。これは、特定の条件下でエアバッグが作動しなくなる可能性があるためです。
対象となるのは、2024年から2025年式のCX-30とマツダ3、合計17万1,412台で、米国とカナダで販売された車両が該当します。報告書によると、エンジンをかけずにイグニッションスイッチを「オン」の状態で2時間以上放置しバッテリーが消耗した後、充電して車両を再起動すると、エアバッグが「故障した」と誤認識し、作動しない恐れがあるとのことです。これにより、衝突時の安全リスクが高まることが懸念されています。
この不具合は2024年6月に判明し、マツダはその後ソフトウェアの改善などの対応を進めてきました。今後は、対象車両の販売店でソフトウェアの改良や必要に応じて部品交換が無償で行われる予定です。マツダは、顧客の安全を最優先に考え、速やかな対応を進めていくとしています。25/06/09 09:48:33