ジャンル一覧 > 自動車
- 3651件中 1001~1050件
- 3651件中 1001~1050件

-
アメリカの自動車大手フォード・モーターは、主力セダン「Taurus(トーラス)」をリコールすると発表しました。今回のリコールは、走行中にドアトリムが外れる可能性があるという安全性に関わる不具合が原因です。
米国道路交通安全局(NHTSA)によると、リコールの対象となるのは、2016年から2019年モデルの10万1944台です。
この不具合は、運転席および助手席のドアにあるBピラートリム(ドア窓枠部分の装飾部品)が、走行中に緩んで脱落する可能性があるというものです。トリムが路上に落下した場合、後続車や他のドライバーに危険をもたらす恐れがあります。
これまでのところ、この不具合による事故や怪我の報告はないとされていますが、フォードは安全を最優先し、今回のリコールを決定しました。25/09/22 10:13:51
-
中国のスマートフォン大手Xiaomi(シャオミ)は、同社初のEV(電気自動車)「SU7」およそ11万7000台をリコールすると発表しました。今回のリコールは、運転支援システムの欠陥を修正するためのもので、今年初めに発生した死亡事故を受けての安全対策とみられています。
中国の市場規制当局である国家市場監督管理総局(SAMR)によると、対象となるのは2024年2月6日から2025年8月30日までに製造された標準仕様の「SU7」です。
リコールの原因は、一部の車両でレベル2の高速ナビゲーション支援機能が作動中に、極端な状況下で障害物を適切に検知、警告、または回避できない可能性があるためです。このため、運転者が速やかに対応しない場合、衝突のリスクが高まり、安全上の危険が生じる可能性があると当局は指摘しています。
Xiaomiは、対象車両の所有者に対し、OTA(無線)ソフトウェアアップデートを無償で提供することで、この不具合を修正するとしています。
今回のリコールは、EV市場における運転支援技術の安全性と信頼性が改めて問われる事例と言えるでしょう。25/09/22 10:08:10
-
トヨタ自動車は、車両の計器パネルに不具合があるとして、米国で約59万1,000台を超える大規模なリコールを実施することを発表しました。米国道路交通安全局(NHTSA)が明らかにしたものです。
このリコールは、ヴェンザ、ハイランダー、タコマ、GRカローラなど、複数のトヨタモデルに加えて、レクサスのいくつかの車種も対象となっています。
NHTSAによると、今回の不具合は、車両の起動時に計器パネルのソフトウェアにエラーが発生する可能性があるというものです。このエラーが発生すると、運転中に重要な情報、例えば車速、ブレーキシステムの警告、タイヤの空気圧警告灯などが正しく表示されなくなる恐れがあります。
運転中にこれらの重要な安全情報が確認できなくなると、事故や怪我のリスクが高まる可能性があります。現時点では、この不具合に起因する事故や負傷者の報告はないとされていますが、トヨタは顧客の安全を最優先に考え、迅速な対応を進めています。
トヨタは、対象車両の計器パネルのソフトウェアを更新することで不具合を解消する予定です。25/09/19 13:34:54
-
ボルボ・カーズは、特定のモデルにおけるシートベルトの不具合を原因として、米国で1,300台以上の車両をリコールすると発表しました。対象となるのは、XC90、XC60、V90 CC、V60 CCの一部車両です。
このリコールの原因は、サプライヤーが製造したシートベルトリトラクターアセンブリにあることが判明しています。具体的には、衝突時に衝撃を吸収する役割を持つトーションバーに欠陥があるため、万が一の衝突時にシートベルトが正常に機能せず、乗員を保護する性能が低下し、負傷のリスクが高まる可能性があるといいます。
ボルボは、この不具合は同社の組み立て工程ではなく、サプライヤーの製造工程で発生したと説明しています。しかし、ボルボが長年にわたり安全技術のパイオニアとして築いてきた信頼を維持するため、迅速に対応を進めています。25/09/19 13:26:32
-
トヨタ自動車は、人気SUVの「ヤリスクロス」と「カローラクロス」計9万8784台について、国土交通省にリコールを届け出ました。対象となるのは、2022年11月から2024年1月までに生産された車両です。
*カメラの映像不具合が原因*
今回のリコールの原因は、車載カメラの不具合です。車両の位置や周囲の状況を表示する「パノラミックビューモニター」のカメラ内部の回路部品に亀裂が生じる場合があることが判明しました。この亀裂が拡大すると電流の流れが妨げられ、特に車両左側の映像が正しく表示されなくなる恐れがあります。これにより、安全確認に支障をきたし、保安基準を満たさなくなる可能性があります。
トヨタは、対象車両のカメラを無償で交換するなどの対応を行うとしています。なお、トヨタは、2024年4月にも、ハイブリッド車のシステム不具合で大規模なリコールを実施しており、今回のリコールは、同社の品質管理に対する懸念を再び浮き彫りにする形となりました。25/09/18 09:25:28