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メルセデス・ベンツは、「CLA」モデルのサイドエアバッグに関わる二つの異なる不具合でリコールを発表しました。これは、衝突時の乗員保護性能に関わる重大な問題です。
サイドエアバッグの配線誤接続:
* 対象車両: 2024年4月から2025年10月までに製造された車両(計459台)。
* 内容: 配線が誤って接続されている可能性があり、その結果、衝突時にサイドエアバッグが正しく作動しない おそれがあります。
サイドエアバッグ外皮生地の欠陥:
* 対象車両: 2025年7月から8月に生産された一部車両(最大53台)。
* 内容: エアバッグクッションの外皮生地に製造上の不具合があり、保護力が低下する 要因となり得ます。
メルセデス・ベンツは、対象となるオーナーに対し、正規のメルセデス・ベンツサービスセンターでの無償点検と是正作業を速やかに受けるよう促しています。25/11/27 09:52:50
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スズキは、2024年型「Vitara(ビターラ)」 および 「SX4 S-Cross」 の電動パワーステアリング(EPS)に不具合が生じる可能性があるとして、世界で合計15,890台 のリコールを発表しました。
この問題は、EPSの制御ユニットが誤って故障を記録し、その結果、突然ステアリングのアシスト(補助)が停止してしまう恐れがあるというものです。アシストが途切れるとハンドル操作が急に重くなり、特に駐車時や低速走行時の取り回しに影響が出ることが懸念されます。
メーカーは、この不具合を解消するため、パワーステアリング用制御ユニットのソフトウェアの無償更新 を指示しています。作業はスズキの認定サービス拠点 で実施され、手順は比較的シンプルとのことです。現在のところ、この欠陥による事故やトラブルの報告は入っていません。25/11/27 09:48:17
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ビー・エム・ダブリューは、「BMW X3 20d xDrive」など計3車種について、頭部後傾抑止装置(リアシート左右アウターヘッドレスト)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
このリコールは、リアシートの左右アウターヘッドレストの製造工程が不適切であったことに起因します。ヘッドレストバーとヘッドレストボックスの間にあるダウエルピンが正しく組み付けられていない車両が存在するとのことです。
これにより、車両の衝突などによる衝撃を受けた際、当該部位の剛性が不足し、後部座席に乗車している方の頭部を十分に保護できないおそれがあります。これは、安全基準に適合しない状態であり、乗員の安全確保に重大な影響を及ぼす可能性があります。
対象となるのは、2024年4月から2024年5月にかけて輸入された「BMW X3 20d xDrive」「BMW X4 20d xDrive」「BMW X3 M40d」の3車種、合計218台です。
同社は、対象車両のリアシート左右アウターヘッドレストを点検し、不具合のあるものは良品に交換する対応を実施するとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/5459725/11/26 09:52:27
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ヒュンダイは、1.6リッターターボエンジンを搭載した「ソナタ」セダンについて、パージバルブの早期摩耗が原因で燃料タンクが変形・損傷する恐れがあるとして、リコール(自主回収)を発表しました。これにより、高温の排気系コンポーネントとの接触による損傷や燃料漏れが発生する危険性があります。
対象車種 ソナタ 1.6Lターボ搭載車(2024年フェイスリフト前の生産車)
不具合原因 パージシステムのバルブの早期摩耗
発生する恐れ 燃料タンクの変形、排気系コンポーネントとの接触、燃料漏れ
確認事例 2023年〜2025年に米加で燃料漏れが7件確認済み
対策 1. 改良型バルブの装着
2. 燃料タンクの点検、必要に応じて修理・交換
3. ターボチャージャー逆流によるタンク内圧上昇を監視するソフトウェアの導入
今回のリコールは、パージバルブの交換というハードウェア対策と、内圧上昇を監視するソフトウェア導入という二段構えで対応する、実務的な措置とされています。
25/11/25 10:14:29
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ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバー イヴォーク」や「ディスカバリー スポーツ」など計8車種について、原動機(エンジン)の不具合に関するリコールを国土交通省に届け出ました。
不具合は主に二点あり、最悪の場合、エンジンが停止して走行不能に陥ったり、オーバーヒートに至る危険性があります。
一つ目は、アクセサリーベルトテンショナーの耐久品質が不十分であることです。ベルトの張力を保つオートテンショナーのベアリングや、ベルト自体の耐摩耗性が不足しているため、経年劣化によりベルトが折損する恐れがあります。
二つ目は、パワートレインコントロールモジュール(PCM)の制御プログラムの不具合です。エンジン始動条件を正しく検知できず、再始動用モーターに過負荷がかかり、これもアクセサリーベルトの折損につながる可能性があります。
ベルトが折損すると、発電不足となり警告灯が点灯し、最終的にバッテリーが上がって原動機が停止します。ランドローバーは、対象車両について販売店にて無償で点検・修理を実施するとしています。25/11/21 14:08:58









