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日産自動車は、2025年型の「日産 Armada/Murano」と「インフィニティ QX80」の一部車両について、自主回収(リコール)を実施しています。これは、インフォテインメントシステムのソフトウェア不具合により、後方カメラの映像がリバース(R)時に表示されなくなる恐れがあるためです。
この不具合は、車両起動時にソフトウェアエラーが発生することで生じ、リバースに入れても後方カメラ(バックビューモニター)の映像が画面に映らなくなります。後方カメラは駐車時などに安全を確保する重要な機能であり、これが利用できないことは、衝突事故のリスクを高める可能性があります。
日産は、この問題に対し、インフォテインメントシステムのソフトウェア更新をもって対応します。対策は、正規ディーラーでのインストールに加え、OTA(Over-The-Air、無線通信)によるリモート配信も利用可能としています。25/12/17 10:12:14
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フォードは、2.0 EcoBoostターボガソリンエンジンを搭載した一部の新型車両について、シリンダーヘッドの不具合による限定リコールを発表しました。この不具合は、オイル漏れを引き起こし、最悪の場合、高温のエンジン部品に接触して火災の発生や、出力低下、エンジンの焼き付きにつながる恐れがあるとのことです。
メーカーの説明によりますと、シリンダーヘッドに圧入されているボールプラグの保持力が不足しており、通常の油圧下で緩んでオイルが漏れる可能性があるとされています。
今回のリコールの対象となるのは、2025年型マーベリック、2026年型コルセア、マスタング、エクスプローラーの計6台という極めて小規模な台数です。これらの車両は2025年10月下旬から11月上旬の特定日に生産されたもので、幸いなことに全て顧客には引き渡されておらず、販売店に保管されています。
フォードは、対象車両のシリンダーヘッドを交換することで対応するとしています。現時点で、この不具合に関連する衝突や負傷の報告はないとのことです。25/12/15 11:14:24
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メルセデス・ベンツは、米国で2024年から2025年型モデルのメルセデスAMG EQE 53 SUV計1,899台についてリコールを発表しました。このリコールは、電気自動車(EV)に義務付けられている低速走行時の警告音(AVAS:Acoustic Vehicle Alerting System)に関するものです。
リコールの原因は、車両の速度に応じて警告音の音量が変化する仕組みが、米国の安全基準に適合しない恐れがあるためです。
EVは走行音が静かであるため、特に視覚に障がいのある人を含む歩行者の安全確保のため、一定速度以下での警告音の搭載が義務付けられています。基準では、警告音は車速の上昇に伴い、連続的かつ適切な比率で音量を増すことが求められています。
しかし、今回のEQE 53 SUVでは、特定の作動モードにおいて、音量の立ち上がりが「不均一である」または「弱すぎる」可能性が指摘されています。これにより、歩行者が車両の接近速度や距離感を正確に把握しにくくなるリスクが生じます。25/12/12 13:35:09
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フォード・モーター社は、2025年モデルの一部のSUVおよびピックアップトラックについて、電動ブレーキアシストが失われる可能性があるとして、米国で合計679台のリコールを発表しました。
対象となるのは、レンジャー、ブロンコ、エクスペディション、リンカーン・ナビゲーター、F-150といった人気車種の一部です。電動ピックアップのF-150ライトニングは含まれていません。
不具合の原因は、サプライヤーであるボッシュ製の電子モジュールに製造上の欠陥があるためとされています。この欠陥により、モジュールがフェイルセーフモードに入り、前輪の油圧ブレーキ用ブースターが意図せずオフになる恐れがあります。
もしこの現象が発生した場合、ドライバーはブレーキペダルの踏みごたえが変化すると感じる可能性があり、制動時の不安を誘う状況になりかねません。安全対策として、後輪には電動パーキングブレーキが自動で作動し、メーターパネルには複数の警告灯が点灯します。25/12/12 13:32:48
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フォルクスワーゲン・グループ・オブ・アメリカ(VW)は、米国テネシー州チャタヌーガ工場で生産された2026年モデルの一部車両について、自主回収(リコール)を発表しました。対象となるのは、Atlas、Atlas Cross Sport、そしてID.4の計3車種の一部ロットです。
原因は、組立ラインで想定仕様に合致しないホイールボルトが装着された可能性があるためです。サプライヤー側の取り違えにより、誤った締結部品が現場に送られたことが発端とされています。ホイールの締結不良は走行中の安全に関わる重大なリスクがあるため、VWは点検が完了するまで、対象車両のオーナーに使用を控えるよう強く推奨しています。
不具合は2025年10月、組立ラインの作業員がボルトの仕様違いに気づいたことで発覚しました。工場は直ちに選別作業に入り、影響を最小限に抑えるための迅速な対応が取られたことがうかがえます。幸い、この不具合に関連する事故は確認されていません。25/12/11 09:22:26









