-
スーパーマーケットの「ツルヤ」は、販売した「かじきの漬魚」4商品について、複数の購入客から体調不良の連絡があったため、自主回収を進めています。対象商品の販売数は計1962パックに上るとのことです。
スーパーツルヤ カジキ漬魚4商品を自主回収 体調不良訴え
自主回収の対象となっているのは、7月11日と12日に長野県と群馬県のツルヤ全41店舗の鮮魚コーナーで販売された「かじき粕漬」「西京漬」「味噌漬」「塩麹漬」の4種類です。ツルヤによると、これまでに漬魚を食べた客5人から、動悸や舌のしびれなどの症状が出たとの連絡があったといいます。
ツルヤは7月14日に長野県佐久保健所へ連絡するとともに、対象商品を持っている顧客に対し、各店舗の店長またはカスタマーセンターへの申し出を呼びかけています。購入した商品については、回収し返金するとしています。
現在、連絡を受けた保健所が店舗での品質管理や流通状況について調査を進めています。長野県は、対象商品を食べて体調不良を感じた場合は、最寄りの保健所へ連絡するよう呼びかけています。
25/07/17 13:58
-
トヨタ自動車は7月17日、高級セダン「クラウン」やミニバン「アルファード」など21車種、64万6376台の大規模リコールを国土交通省に届け出ました。これは2025年度で最も多いリコール台数となります。
トヨタ アルファード他 リコール計65万台超
対象となるのは、2022年6月から2025年6月までに製造された車両です。運転席前にある表示パネルの制御プログラムが不適切なため、電子部品が劣化し、エンジン始動時に速度メーターや警告灯などが表示されなくなる恐れがあるとのことです。これまでに事故の報告はありませんが、不具合の情報は33件寄せられているといいます。トヨタは対象車のソフトウェアを改修するか、必要に応じてメーター本体を無償で交換するとしています。
また、これとは別に、コンパクトセダン「カローラアクシオ」とステーションワゴン「カローラフィールダー」計1万2553台(2024年9月~2025年3月製造)のリコールも届け出ています。こちらはシート素材の加工に問題があり、火災発生時に延焼が基準より早まる恐れがあるためです。
今回のリコールは、トヨタの人気車種が多数含まれており、対象となるオーナーにとっては早急な対応が求められます。
https://www.recall-plus.jp/info/53420
25/07/17 13:54
-
三菱電機は、同社静岡製作所で製造された2025年度モデルの一部の冷蔵庫において、ソフトウェアの不具合により霜取りヒーターが誤動作する事象が判明したと発表しました。これにより、冷蔵庫が冷えにくい(冷却能力の不足)といった事象や、一部の樹脂部品が変形するケースが稀に発生するとのことです。
三菱電機冷蔵庫 ソフトウェア不具合 無償点検を実施へ
不具合が発生した場合、樹脂部品が熱を持つことにより、ごく稀に発煙や異臭が生じることがありますが、ヒーターの上限温度が樹脂部品の発火温度には達しないため、発火には至らないことを確認しているとのことです。現時点での健康被害の報告はない。
今回の不具合の対象となるのは、2025年度モデルの三菱冷凍冷蔵庫、計14モデルです。
野菜室が真ん中タイプ(フレンチ6ドア/片開き5ドア)
MR-MZ60M、MR-MZ54M、MR-MZ49M、MR-MD45M、MR-MD45ML
冷凍室が真ん中タイプ(フレンチ6ドア/片開き5ドア)
MR-WZ61M、MR-WZ55M、MR-WZ50M、MR-JW55M、MR-JW50M、MR-WXD70M、MR-WXD47LM、MR-BD46M、MR-BD46ML
三菱電機は現在、販売済みの対象製品に対する無償点検処置の準備を進めており、準備が整い次第、改めて案内するとしています。
25/07/16 10:58
-
アメリカの大手アイスクリームブランド、ブライヤーズ社は、アレルギー表示の誤りにより、約6,668箱のアイスクリームを自主回収すると発表しました。今回のリコールは、特にナッツアレルギーを持つ消費者にとって重要な問題となります。
米国:ブライヤーズ社 アレルギー誤表示でアイスクリームをリコール
リコールの対象となっているのは、本来「ロッキーロード」味のアイスクリームであるにもかかわらず、「チョコレートトリュフ」味の容器に「ロッキーロード」味の蓋が取り付けられていた商品です。この誤った組み合わせにより、容器には「木の実を含む可能性あり」と記載されているものの、蓋には「アーモンドを含む」と明記されており、成分表示に混乱が生じていました。
アーモンドは、重篤なアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、この誤表示はナッツアレルギーを持つ方にとって、危険性をはらんでいました。米食品医薬品局(FDA)は今回の回収を「クラスII」に分類しています。これは、摂取によって一時的または医学的に回復可能な健康被害を引き起こす可能性があるか、もしくは深刻な健康被害を引き起こす確率は極めて低い状況を指します。
25/07/16 10:49
-
大分県豊後大野市の「農産加工うえすと」が製造したポン菓子に金属片が混入していたことが判明し、製造業者による自主回収が行われています。
ポン菓子に金属片混入の恐れ 大分県業者が自主回収
県によると、このポン菓子を食べた1人が金属片を飲み込んだ可能性があり、現在病院で手当てを受けているとのことです。
今回の異物混入は、県内の購入者からの連絡で発覚しました。県が調査した結果、製造に使用する機材の、ポン菓子を受ける網の部分に破損が見つかり、そこから金属片が混入したとみられています。
自主回収の対象となるのは、賞味期限が2025年7月31日から9月30日までの約6,000袋です。これらの商品は、大分市内の農産品直売所をはじめ、県内外で販売されていました。
25/07/16 09:38
-
アメリカの大手食品会社ダノンUSは、同社が販売するYoCrunch」の一部商品について、トッピング用ドームパッケージ内にプラスチック片が混入している可能性があるとして、自主回収を実施すると発表しました。
米国:YoCrunch に異物混入の恐れ ダノンUSが自主回収
混入の疑いがあるプラスチック片は透明で鋭利な場合があり、喉に詰まるなどの健康被害を引き起こす恐れがあるとのことです。
「YoCrunch」は、ヨーグルトにM&M’sやOreo、Snickersなどの人気チョコレートやクッキーがトッピングされた商品で、手軽なおやつとして幅広い層に親しまれています。今回の異物混入はヨーグルト本体ではなく、トッピング部分で確認されました。消費者からの報告を受け、ダノンUSは7月11日付で自主回収を開始。現在、米食品医薬品局(FDA)と連携し、店頭からの撤去作業を進めています。
25/07/16 09:36
-
霧島酒造株式会社は、オンラインショップなどで販売した「発酵あまさけ 白麹仕込み」の一部商品において、容器からの内容物漏れが確認され、液体の付着が見られるため、自主回収を行うことを発表しました。
発酵あまさけ 白麹仕込み 容器からの内容物漏れ 自主回収
付着部分からカビや細菌が発生する恐れがあるため、万全を期しての対応となります。これまでのところ、健康被害の報告はないとのことです。
回収対象商品
商品名: 発酵あまさけ 白麹仕込み 163g
販売価格: 298円(税込)
賞味期限: 商品側面下部に以下の記載があるもの
25.8.4
25.8.25
25.9.15
25.10.6
25.11.3
25.11.18
25.12.14
開封済み、未開封にかかわらず回収対象となりますが、現物がない場合は対象外。
25/07/16 09:23
-
ツルヤは、2025年7月11日にツルヤ全店で販売した「かじき漬魚」4品について、喫食後の食味の異変と健康被害の報告を受け、販売を中止し、自主回収(リコール)することを発表しました。
ツルヤ かじき漬魚4品 食味異変と健康被害 自主回収
今回、自主回収の対象となるのは、ツルヤ各店舗で販売された「かじき粕漬」「かじき西京漬」「かじき味噌漬」「かじき塩麹漬」の4品です。
「かじき西京漬」と「かじき粕漬」の購入者から、それぞれ別の店舗で2件の苦情が寄せられ、喫食後に普段とは異なる食味があったとの指摘に加え、健康被害のお申し出があったとのことです。特に、1件は喫食後約30分で動悸の症状が発症し、医療機関を受診したとのことです。
現在、ツルヤは原因の究明を進めており、7月14日には同一ロットの商品を専門機関に持ち込み、検査を依頼しています。
https://www.recall-plus.jp/info/53408
25/07/15 09:55
-
アイエー・フーズは、2025年4月下旬から7月10日の期間に、全国のニチリウグループ加盟店で販売された「国産果汁のフルーティーゼリー」(90g×3個入、カップ詰め)において、自主回収(リコール)を実施しています。
アイエー・フーズ 国産果汁のフルーティーゼリー 包装不良で自主回収
今回の自主回収は、製品の包装不良が原因です。一部の製品で内容物が漏れ出していることが判明し、さらに、その漏れに伴いカビが発生しているケースが確認されました。対象となるのは、賞味期限が2025年8月14日から2025年10月24日までの製品です。
これまでのところ、この件に関する健康被害の報告は寄せられてないが、同社はお客様の安全を考え、自主回収を実施。
回収対象商品:国産果汁のフルーティーゼリー(90g×3個入)
対象販売期間:2025年4月下旬~7月10日
対象販売店:ニチリウグループ加盟店
回収理由:包装不良による内容物の漏出およびカビの発生
25/07/15 09:46
-
ジャガー・ランドローバー(JLR)は、米国において約21,000台の車両をリコールすると発表しました。対象となるのは、2021年から2025年に製造されたレンジローバー・イヴォークの一部モデルです。
レンジローバー・イヴォーク 米国で約21,000台リコール
このリコールの原因は、助手席エアバッグの欠陥にあります。
米国国家高速道路交通安全局(NHTSA)によると、このエアバッグは衝突時に乗員を適切に保護できない可能性があり、さらに、エアバッグが破裂することで熱いガスが漏れ出し、火傷を負う危険性があるとのことです。これにより、乗員が怪我を負うリスクが高まります。
JLRは、対象車両の助手席エアバッグモジュールを無償で交換するとしています。
25/07/15 09:40
-
消費者庁の重大製品事故に係る公表資料によると、パナソニックが製造した電気シェーバーに他社製のUSBケーブル及びACアダプターを接続して充電中、当該製品とUSBケーブルとの接続部を溶融する火災が発生しました。
パナソニック 電気シェーバー用USBケーブル 火災事故
事故の原因は、現在、調査中ですが、当該製品本体のUSBソケットとUSBケーブルの接続部分に水や液体が付着した状態で充電を行ったことにより、電気的短絡が発生し、接続部分の発熱により同部分周辺の樹脂溶融に至ったものと考えられます。
再発防止策について
同社は、当該製品を含む対象製品について、事故の再発防止を図るため、2025 年(令和7年)5月 21 日にプレスリリース、ウェブサイトへの情報掲載を行い、対象製品について過熱保護機能付USBケーブルへの無償交換を実施しています。
・ラムダッシュ パームイン(品番:ES-PV6A, ES-PV3A):
2023年7月1日~2024年5月9日製造分
・エントリーシェーバー3枚刃(品番:ES-RT4AU, ES-RT1AU):
2023年3月1日~2024年7月31日製造分
交換用のUSBケーブルには、Type-C側のプラグ樹脂部分に温度計マークがついており、過熱保護機能が搭載されています。交換は2025年5月21日から開始されており、7月9日時点での交換率は9.8%とのことです。
25/07/14 16:47
-
ナッツやドライフルーツ製品を手掛ける有馬芳香堂は、同社が販売する「ドライブルーベリー」製品の一部について、自主回収(リコール)を発表しました。これは、製品の製造過程で使用された加工助剤に、日本の食品衛生法で認められていない食品添加物「安息香酸ナトリウム」が含まれていたためです。
ドライブルーベリー製品 一部自主回収 国内食品衛生法に抵触
同社によると、この安息香酸ナトリウムは、原料であるドライブルーベリーの加工国である米国での製造過程において使用されていたことが判明しました。安息香酸ナトリウムは一部の食品添加物として認められていますが、日本の食品衛生法では乾燥果実への使用は許可されていません。
現在のところ、この件に関する健康被害の申し出はないとのことですが、日本の法規制に適合しないことから、有馬芳香堂は消費者への安全を最優先し、今回の自主回収に至りました。
25/07/14 13:45
-
日本のアウトドア用品大手、スノーピークは、2021年に発売されたコーヒーメーカー「フィールドコーヒーマスター」(PR-880)の一部製品について、自主回収を発表しました。
スノーピーク フィールドコーヒーマスター 一部自主回収
今回の回収は、製品の蓋部分にあるスノーピークのロゴマークが、一部で反転して印刷されていることが判明したためです。同社は公式サイトで「『フィールドコーヒーマスター』(PR-880)の一部部品に関する自主回収のお詫びとお願い」と題した文書を掲載しています。
ほとんどの購入者はロゴの反転に気づかないレベルの不具合とされていますが、スノーピークは品質へのこだわりから自主回収に踏み切りました。対象製品をお持ちの方で、ロゴの反転が気になる場合は、蓋部分のみを回収し、無償で正しいロゴに再印刷する対応を行うとのことです。
25/07/14 10:08
-
米国の大手食品メーカー、モンデリーズ・インターナショナルは7月8日、人気ブランド「リッツ」のピーナッツバター入りクラッカー製品4種について、自主回収を発表しました。これは、ピーナッツバター入りのクラッカーが誤って「チーズ味」と個包装に表記されている可能性があるためです。
米国:リッツ ピーナッツバタークラッカーが自主回収
外箱には「ピーナッツ含有」の表示が正しく記載されているものの、中の個包装ラベルの誤表示により、ピーナッツアレルギーを持つ消費者が誤って摂取するリスクが懸念されています。現在のところ健康被害の報告はありませんが、同社は予防的な措置として今回のリコールに踏み切りました。
対象商品はすべて米国内で製造され、全米の小売店で販売されていました。ニューヨーク近郊の日本食スーパーやアジア系マーケットでもリッツ製品は広く流通しているため、該当商品を購入された方は特にご注意ください。
今回の原因は、包装用フィルムの供給業者によるミスとされており、モンデリーズ社は再発防止に向けた対策を進めています。
25/07/14 10:05
-
米ウォルマートは、米国消費者製品安全委員会(CPSC)の発表を受け、プライベートブランド「Ozark Trail(オザークトレイル)」のステンレス製水筒約85万個をリコールすると発表しました。これは、水筒の蓋が突然飛び出し、使用者を負傷させる可能性があるためです。
米国:ウォルマート、Ozark Trail水筒 85万個をリコール
リコールの対象となるのは、中国で製造された15ドルのステンレス製断熱水筒です。CPSCによると、この水筒は食品や飲料を長時間保存した後に開けようとすると、蓋が強い力で飛び出す危険性があるとのことです。
これまでに、この水筒に関連する3件の負傷報告が寄せられているとのことです。CPSCは消費者に対し、直ちに当該の水筒の使用を中止し、ウォルマートに連絡して全額返金または交換を受けるよう呼びかけています。
25/07/11 14:00
-
中国のモバイルバッテリー大手ROMOSSが、製品の安全性問題に揺れています。中国の一部メディアが報じたところによると、同社はネットショップを閉鎖し、日本での爆発事故を含む一連の問題への対応に大わらわとのことです。
中国:モバイルバッテリー大手ROMOSS 爆発事故受け対応に追われる
ROMOSS製のモバイルバッテリーを巡っては、近年安全上の問題が指摘されていました。特に今年5月には、日本を訪れた中国人男性が所持していたバッテリーが爆発・発火し、民宿の床板が焦げる事故が発生。これを受け、同社は6月に合計49万台のリコールを発表しました。
さらに、バッテリーセルのサプライヤーを含む中国の安全認証「3C認証」が取り消され、今月6日には6カ月間の操業・生産停止が決定される事態に至っています。
現在、同社の広東省内の支社では100人足らずのスタッフがアフターサービスやリコール対応にあたっていますが、消費者からは「返金処理が非常に遅い」といった不満の声が上がっているとのことです。
25/07/11 13:55
-
フォード・モーターは、低圧燃料ポンプの潜在的な欠陥を理由に、米国で850,318台の車両をリコールすると発表しました。これは米国道路交通安全局(NHTSA)が木曜日に明らかにしたものです。
米国:フォード 燃料ポンプの欠陥で85万台超をリコール
NHTSAの発表によると、この欠陥のある燃料ポンプは走行中に突然停止する可能性があり、その結果、エンジンがエンストして事故のリスクを高める恐れがあるとのことです。
今回のリコールは、米国市場全体のフォード車に影響を及ぼし、対象となる車種については、今後の発表で詳細が明らかになる見込みです。フォードは、影響を受ける車両の所有者の安全を最優先し、燃料ポンプの問題に早急に対処することで、潜在的な事故を防ぐ必要があるとしています。
25/07/11 13:51
-
マリークヮント コスメチックス ジャパンは、販売中のバッグ「MARY QUANT スクエアマルチファンクション リュック」において、一部製品で色移りが発生する事象が判明したため、自主回収および返金対応を行うと発表しました。
MARY QUANT スクエアマルチファンクション リュック 自主回収
今回の自主回収の対象となるのは、「MARY QUANT スクエアマルチファンクション リュック」です。
この色移りの事象は、特に淡色の衣類や他の持ち物に接触した場合に顕著に発生する可能性があります。安心して製品を使用いただけるよう、今回の自主回収が決定されました。
対象製品をお持ちのユーザーは、使用を中止し、下記事案を参照、または購入された店舗からの案内に従って、返品および返金の手続きをお勧めします。
https://www.recall-plus.jp/info/53366
25/07/10 15:00
-
株式会社コスメファームは、同社が製造・販売する化粧品「ハーチュリーアクアシルキーモイスチュア ローションE」について、配合成分の表示漏れが判明したため、自主回収(リコール)を実施すると発表しました。
ハーチュリーアクアシルキーモイスチュア ローションE 自主回収
今回の自主回収の対象となるのは、「ハーチュリーアクアシルキーモイスチュア ローションE」で、製品の全成分表示において、実際に配合されている成分である「リンゴ酸」の記載が漏れていたとのことです。
リンゴ酸は、一般的に化粧品においてピーリングや保湿効果を目的として配合されることのある成分ですが、一部の方にはアレルギー反応を引き起こす可能性も指摘されています。
全成分表示は、消費者が自身の肌質やアレルギーの有無に合わせて製品を選択するための重要な情報であり、その漏れは消費者保護の観点から問題となります。
コスメファームは、現在までにこの表示漏れによる健康被害の報告は受けていないとしていますが、消費者の皆様に安心して製品をご使用いただくため、今回の自主回収に至ったとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/53364
25/07/10 14:45
-
マツダは、CX-60および今後発売されるCX-80向けに後付け用品として販売された18インチのアルミホイール(マットブラック仕様)に不具合が判明したため、自主改善を実施すると発表しました。
マツダCX-60/CX-80用18インチ用品アルミホイール(マットブラック)自主改善
この不具合は、対象のアルミホイールにおいて、製造時の仕様設定の誤りによりハブナットシートが組み付けられていないことに起因します。
ハブナットシートがないまま使用を続けると、ハブボルトに過度な負担がかかり、最終的にはハブボルトの折損に至る可能性があります。
初期症状としては走行中の異音発生が挙げられますが、最悪の場合、走行中にホイールが車両から脱落するおそれがあり、重大な事故につながる危険性があります。
マツダは、お客様の安全を最優先に考え、対象のアルミホイールをご使用中のお客様に対し、速やかに交換などの対応を行う予定です。
https://www.recall-plus.jp/info/53365
25/07/10 14:42
-
ヤマハ発動機は、スクーター「XMAX250」など計3車種について、原動機(カムシャフト固定プレート)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
ヤマハ XMAX250 など3車種でリコール 走行中のエンストの恐れ
この不具合は、原動機のカムシャフト固定方法の検討が不十分であったため、カムシャフトを固定するプレートのボルトの締め付け力が不足している車両があることに起因します。
対象となるのは、以下の3車種、合計5,972台です。
* XMAX250
* XMAX ABS
* XMAX250テックマックス
これらの車両で不具合が発生した場合、そのまま使用を続けると、ボルトが緩んでカムシャフトを固定できなくなり、最悪の場合、走行中にエンストし、再始動ができなくなるおそれがあります。
ヤマハは、対象車両の所有者に対し、速やかに最寄りのヤマハ販売店へ連絡し、点検・修理を受けるよう呼びかけています。
25/07/09 11:57
-
日産は、エンジンベアリングの不具合を理由に、米国で44万台以上の車両をリコールすると発表しました。対象となるのは、1.5リッターおよび2.0リッターVCターボエンジンを搭載した日産アルティマ、ローグ、インフィニティQX50、QX55です。
米国:日産 エンジン欠陥で44万台超をリコール
この欠陥は、一部のエンジンに低品質のベアリングが組み込まれている可能性があり、エンジンの損傷につながるおそれがあります。
日産は、リコール対象車両のエンジンをすべて直ちに交換するわけではありません。まず、オーナーに販売店での点検を促しています。整備士がオイルパンの底部を取り外し、ベアリングの摩耗を点検します。
特に2.0リッターエンジン搭載車の場合、損傷の兆候が見られない場合にのみオイル交換が実施されます。1.5リッターエンジン搭載車では、オイル交換に加え、クランクケースガスケットの交換とエンジン制御ソフトウェアのアップデーも行われます。これは、深刻な不具合のある車両を特定し、不要なエンジン交換を避けるための予防的な点検であると日産は説明しています。
25/07/09 11:55
-
ステランティスは、タカタ製エアバッグを搭載したシトロエンC3およびDS3などの車両に対し、英国で「ストップドライブ」リコールを実施しています。これは、対象車両の即時使用中止を求める異例の措置です。
英国:シトロエン タカタ製エアバッグ リコール実施
タカタ製エアバッグは、高温多湿の環境下で経年劣化が進み、衝突時にインフレータが破裂し、最悪の場合、死亡事故につながる可能性があります。これまでフランス国内では少なくとも18人の死亡事故が報告されており、そのうち16人は暑い気候のフランス海外領土で発生しています。
当初、ステランティスは南欧で通常のリコールを開始し、その後欧州全域に拡大しましたが、この時点では運転中止は求められていませんでした。しかし、フランス北部での死亡事故を受け、今年6月20日、英国を含む欧州全域で「ストップドライブ」リコールに踏み切りました。
英国ではこれまでのところ事故は発生していませんが、数万台がリコールの影響を受けるとみられています。
25/07/09 11:52
-
ローソンは、2025年6月28日から7月2日にかけて全国の店舗で販売されたおにぎり、チルド弁当、寿司、冷し麺の計8商品について、自主回収(リコール)を発表しました。
ローソン キムチ原材料に異物混入 自主回収
これらの商品に使用されていたキムチの原材料に、樹脂などの素材の一部が混入している可能性があることが判明したためです。
対象となるのは、「手巻おにぎり 旨辛豚焼肉」や「直巻おにぎり 旨辛豚焼肉」、「たんぱく質が摂れる!豚焼肉弁当」、「たんぱく質が摂れる!ビビンバ丼」、「たんぱく質が摂れる!盛岡風冷麺」、「たんぱく質が摂れる!冷しビビンバ麺」、「たんぱく質が摂れる!ねぎとろとろろ丼」、「海鮮バラちらし」の8商品です。
これまでのところ、この件による健康被害の報告は確認されておりませんが、消費者の安全を最優先に対応を進めるとしています。
25/07/08 12:16
-
株式会社丸久は、同社が展開するスーパーマーケット「丸久」「サンマート」「中央フード」「アルク」の各店舗で販売された「国産牛豚合い挽きミンチ」の一部商品について、自主回収(リコール)を実施すると発表しました。
国産牛豚合い挽きミンチ 一部異物混入の可能性で自主回収
対象となるのは、2025年6月29日から6月30日にかけて販売された「国産牛豚合い挽きミンチ」です。製品中にビニール片と紙片が混入していたことが判明したため、今回の措置に至りました。販売数量は771パックに上るとのことです。
これまでのところ、この異物混入による健康被害の報告はないとされています。しかしながら、消費者の安全を最優先し、速やかに回収を進める方針です。
対象商品をお持ちの場合は、購入された店舗、または株式会社丸久のお客様相談室までお問い合わせください。返金にて対応するとのことです。
https://www.recall-plus.jp/info/53329
25/07/08 10:07
-
ゼリア新薬工業は、滋養強壮剤「コンクレバンゴールド」と「健創清心液」の一部ロットについて、自主回収(リコール)を実施すると発表しました。
コンクレバンゴールド と 健創清心液 一部ロット 自主回収
これは、両製品に使用されている添加剤に含まれるリン酸塩が、医薬品添加物規格の基準をわずかに超過していたためとのことです。
対象となるのは、「コンクレバンゴールド」の製造番号195と196、「健創清心液」の製造番号012です。
同社によると、このリン酸塩の超過量は、成人における1日の許容摂取上限量の0.02%未満とごくわずかであり、仮に摂取したとしても人体への重篤な健康被害は生じないものと判断されています。現時点までに、この件に起因する健康被害の報告はないということです。
ゼリア新薬工業は、対象製品を納入した施設をすべて把握しており、速やかに文書で通知し、適切に自主回収を進める方針です。
https://www.recall-plus.jp/info/53337
25/07/08 10:03
-
ヤマハ発動機は、グリーンスローモビリティ(電動カート公道仕様)を含む10車種の座席について、燃焼試験の基準よりも速い速度で燃焼する可能性があるとして、2025年7月2日に国土交通省へリコールを届け出ました。
ヤマハ電動カートなど10車種でリコール、シートに燃焼のおそれ
対象となるのは、2014年11月21日から2025年4月16日までに製造された『AR-04』、『AR-05』、『AR-07』、『YG-M』など、計220台です。
この不具合は、座席の座面および背もたれの内装材において、表皮の内側にある防水フィルムとウレタン材の一部の材料選定が不適切なために発生します。これにより、万が一着火した場合に、保安基準に定められた燃焼速度を超える速さで燃えてしまう恐れがあるとのことです。
ヤマハ発動機は、この問題に対し、対象となる全車両の座席の座面および背もたれを、より安全な対策品に無償で交換する改善措置を実施します。現在のところ、この不具合に起因する事故や不具合の発生は報告されていません。
25/07/07 14:56
-
ボルボ・カー・ジャパンは、「ボルボ XC60」をはじめとする計7車種について、制動装置(ブレーキコントロールモジュール:BCM)のプログラムに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
ボルボ7車種でリコール、ブレーキが効かなくなる恐れ
対象となるのは、XC90、S90、XC60、V60、EX40、EC40、XC40**などのモデル、合計348台です。
今回の不具合は、BCMのプログラムが不適切なため、PHEV車に搭載されている「Bモード」や、BEV車の「ワンペダルドライブ」といった回生ブレーキの効きを強める運転モードで長い下り坂を惰性で走行した場合に発生する可能性があります。
この状況下でブレーキペダルを踏んでも、ブレーキ油圧を適切に調整できず、ブレーキが効かなくなるおそれがあるとのことです。
改善措置として、対象となる全車両のBCMプログラムを正規プログラムに書き換える作業が実施されます。
25/07/07 11:00
-
Googleは、スマートフォン「Google Pixel 6a」の一部でバッテリーが過剰に加熱する恐れがあることを発表し、対策として「Google Pixel 6a バッテリー パフォーマンス プログラム」の実施を発表しました。
Google Pixel 6a バッテリー過熱問題に対応 無償交換プログラムも
このプログラムでは、対象となるPixel 6aに対し、2025年7月8日より順次配信されるソフトウェア更新によって、バッテリーの充電能力を抑制する措置が講じられます。具体的には、バッテリーのサイクルカウントが400回に達すると、満充電容量が強制的に抑えられるようになります。これにより、バッテリー残量の減りが早く感じられるようになります。
さらに、日本を含む一部地域では、2025年7月21日から2026年7月7日まで、対象端末のバッテリー無償交換サービスが提供されるとのことです。無償交換は、iCracked Storeなど持ち込み修理センターで対応予定とのことです。バッテリー交換を行うと、充電能力の抑制措置は解除されます。
25/07/07 10:54
-
インディアンモーターサイクルは、「Scout Bobber」を含む計7車種の原動機(ECM:エンジンコントロールモジュール)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。この不具合により、走行中にエンジンが停止し、転倒に至るおそれがあるとのことです。
Scout Bobber リコール エンジン停止の恐れ
対象となるのは「Scout Bobber」のほか、現時点では詳細不明ですが合計7車種にわたるとされています。具体的には、ECMの設計検討が不十分であったため、極低速でのアイドリングが不安定になる現象が発生する可能性があるとのことです。これにより、発進時や極低速での走行中に意図せずエンジンが停止し、最悪の場合、ライダーが転倒する危険性が指摘されています。
インディアンモーターサイクルは、対象車両の所有者に対し、速やかに最寄りの正規ディーラーへの点検・修理を呼びかけています。
https://www.recall-plus.jp/info/53314
25/07/04 14:15
- 3500件中 241-270件









