±2.5Watch ミャンマーから発信中!
From Myanmar
±2.5 Watch(プラマイ2.5ウォッチ)は、「リコールプラスASEAN版」構築のためにミャンマーに駐在している編集者が、これまで携わってきたリコール、自主回収のサポート業務の経験から、最近起こっているリコール、自主回収について、わかりやすく解説、提言するコーナーです。
発信地:ミャンマー連邦共和国 ヤンゴン
駐在目的:2015年秋に予定されているASEAN経済統合で、「物」の流通の増大が予想されるなか、「リコールプラスASEAN版」を提供し、ASEAN各国の消費者に安全安心情報を届けるため。またASEANで製品を販売する企業にも安全安心情報を届け、品質向上のサポートを行なうため
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春になり気候が良くなるとサイクリングに出かける機会も増えるかもしれない。交通安全に心掛けて楽しむことができるが製品事故には注意が必要だ。以前にNITEでは自転車で走行中ハンドルが動かなくなり転倒する事故例が報告されている。ハンドル錠(前錠)と後輪用サークル錠(後輪錠)の組合せによって、前後錠前が連動する盗難防止機能を備えており、施錠・開錠の状態を前錠の「赤色」「青色」のインジケータで表示するものだったようだが製品の前錠のインジケータ表示部が過度の荷重で割れて、ハンドル操作及び錠の動作に異常がある状態で走行したため、事故に至ったものと考えらている。事業者のリコールを速やかに受けて安全点検を済ませておくことを強くお勧めしたい
23/03/22 10:41
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様々なケースの一酸化炭素中毒の事故が起きているためNITEは注意喚起している。一酸化炭素(CO)は無色透明で無味無臭の気体で極めて毒性が強く、空気中濃度が0.02%に上昇すると頭痛などが起こり、さらに濃度が上がると吐き気、めまいなどの中毒症状が進み、最悪の場合、死に至るなど大きな影響を与える物質として知られる。事故はリコール製品で起きるとは限らない。換気扇を回さずにガス給湯器を使用したことにより一酸化炭素が室内に滞留し、一酸化炭素中毒に至るような事故も発生しているので、必ず換気を行うことを忘れずに安全な使用を心掛けてほしい
23/03/20 10:13
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メルセデスベンツといえばセダンからSUVまでラインナップが幅広く、長年ドライバーに信頼されている高級車ブランドだが、先日もう1件のリコールがあった。メルセデス・ベンツCクラス(2019年7月24日~2021年1月10日輸入)計3077台のリコールが国交省から公表された。エンジンルーム内の48Vアース配線において、製造時の組付け指示が不適切なため、ボディーアースのターミナルポイントにナットが規定トルクで取付けられていないものがあり、走行時の振動などでナットが緩み電気抵抗が増加して発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合火災に至るおそれがあるという。アース配線のナットの緩みを点検、規定トルクで締付け直し等の処置が実施されるとのことだが、5件の火災が確認されているようなので、まずは迅速な対応によって火災事故を防ぎ、ブランドへの信頼に応える必要がある
23/03/17 09:34
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高級輸入車の代表格としてメルセデスベンツは圧倒的な人気と信頼を得ているブランドだ。セダンからSUVまでラインナップも幅広く、長年多くのドライバーに支持されている。先日、ベンツは C200 他 計8車種(7,640台)のエンジンコントロールユニットに不具合があり、エンストするおそれがあるとして、リコールを届け出た。エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切でアイドル時に回転変動が発生した際にシステムが失火と誤検知し、燃焼を休止させてエンジン警告灯を点灯させ、排出ガスが基準値を超えるおそれと、最悪の場合アイドル中にエンストするおそれもあるという。ユニットに対策プログラムへの書き換え対応が実施されるので、ドライバーは迅速な対応で安全確保しておきたいところだ
23/03/16 11:00
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春先になっても朝と夜はまだ暖房器具を使う機会も多く、NITEでは着火に気付きにくくなる着衣着火の事故に注意喚起している。電気ストーブのように炎が出ない熱源を持つ機器でも衣服が接触したりすることで、着衣着火は発生する可能性があるようだ。実際に電気ストーブを背にして暖を取っていたところ、着衣着火する火災事例が報告されている。ストーブを背にしてついウトウト寝てしまい長時間近付いた状態で使用していると、気づかないうちに衣類が加熱され発火する恐れが考えられるので、リコール以外原因で起こりえる事故にも十分な注意が必要だ
23/03/15 09:01
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BMWといえばプレミアムブランドとして人気を博しており電気自動車にも最先端技術で力を注ぎこんでいる。フル充電で長距離走行を可能とした電気自動車もラインアップしている。先日BMWは「iX3 M Sport他 計7車種」の高電圧バッテリーに不具合があり、モーターが停止するおそれがあるとして国交省にリコールを届け出た。バッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)のソフトウェアが不適切で、システムの誤診が起きる可能性があり、ごく稀に充電の停止や高電圧システムがシャットダウンし、モーターの出力およびレスポンスが低下、最悪の場合モーターが停止するおそれがあるという。モーター停止時は車両をオフ/オンすることで再度走行可能とのことだが、迅速な対策処置で安全確保しておきたいところだ
23/03/14 08:46
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忙しい朝にコーヒーメーカーがあると他の用事にも手が付けられるので重宝する。好みの味わいに調整したり保温ができたりするので活用している家庭や事務所も多いのではないだろうか。先日消費者庁サイトで、カリタが輸入し、タリーズコーヒージャパンが販売したコーヒーメーカーが使用中に火災警報器が鳴動したため確認すると製品を焼損する火災が発生していたと報告した。事故原因は、調査中とのことだが、電源コードと内部配線を接続している端子台において、端子の締め付け不良などのため、接触不良が生じて異常加熱し、本体より発火したものと考えられるようだ。この事案は2014年から製品回収が呼びかけられており、回収率12.9%とのことで実効性のある周知の難しさを改めて感じる
23/03/13 08:23
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安全な自動車メーカーの中でもボルボといえば筆頭にあがるブランドの1つかもしれない。厳しい試験を課しながら安全を最優先し自動車業界をリードしている印象を持っている人も多いと思う。「ボルボ XC40他 計7車種」のブレーキコントロールモジュールに不具合があり、制動停止距離が長くなるおそれがあるとして、国交省にリコールを届け出た。ブレーキコントロールモジュールにおいて、プログラムの設計が不適切なためシステムの診断テスト時に誤ってエラーを検出することがあり、ブレーキ警告灯等が点灯するとともにABSやブレーキブースター等の作動が停止し、通常より大きなブレーキ踏力が必要となり、想定よりも制動停止距離が長くなるおそれがあるという。ユーザーへの周知が行き届き、迅速な対応が進むことで、安全性のブランドイメージが維持されるよう期待したい
23/03/10 14:52
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花粉症の時期、室内の加湿器・空気清浄機をフル稼働させている家庭や事務所も多いかもしれない。フィルターの汚れなどメンテナンスする場合、誤った掃除方法で思わぬ事故がおきるため注意が必要だ。NITEによると空気清浄機に、水洗いしたフィルターを取り付けて運転を開始したところ、本体からカチカチという異音が発生し、吹き出しグリルから発煙が生じたという事例が以前に報告されている。フィルターを水洗いしたことで、導電性が高くなったフィルターと電気部品の間でスパークが発生し、出火に至ったと考えられている。該当品の取説には「フィルターは洗って再利用できない」旨、記載があったという。リコール製品以外にも禁止事項が原因で思わぬ事故発生があるのでメンテナンス時の取説確認は大事だ
23/03/09 11:30
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輸入車の中でもドイツ車を見かける割合は多い。人気のあるハイブランドとしてBMWをあげる人も多いのではないだろうか。先進性やデザインで憧れのイメージが強いが、安全面で気になるリコールが公開されている。先日「BMW X1 xDrive 18d 他 計25車種」の排気ガス再循環装置モジュールに不具合があり、火災に至るおそれがあるとして、国交省にリコールを届け出た。ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置モジュールにおいて、冷却水が漏れるものがあり、煤が冷却水と混合してモジュールの内部に堆積し、堆積物がインテークマニホールドに流入し付着し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。安全確保とハイブランドのイメージを保つためにも迅速なリコール対応が望まれる
23/03/08 10:08
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真冬を過ぎて雪解けの季節になってきたが室内では部分暖房も併用する機会もまだ多いのではないでしょうか。ポータブル機器であれば移動が便利な反面、電源の取り回しに十分気を付けないと思わぬ火災事故を起こす危険があるようだ。NITEの注意喚起によると、電気ファンヒーターを使用中、製品と周囲を焼損する火災が発生している。本体側の電源コードのコードプロテクターに大きな力が繰り返し加わり、損傷した電源コードが断線し、出火したものと考えられる。電源コードに大きな力が加わると、電源プラグと電源コードの付け根で断線し、スパークが発生し火災に至る危険を察知する必要がある。電気ストーブを使用する前に、リコール情報の確認と電源プラグとコードにストレスが掛かって安全確認を
23/03/07 15:55
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季節の変調で体がコリやすい場合、家庭でも電気マッサージ器が1台あると肩や首のこりをほぐすのに重宝するかもしれない。安全な製品を使って、日常の家事や仕事でこわばった体をリラックスさせたい。以前に一部の充電タイプの家庭用電気マッサージ器で、充電中に内臓リチウムイオン電池より発火したとの報告(1件)を受けて令和2年9月より対象ロット限定でバッテリー変更を実施していたところ、令和4年6月に発生した火災事故(1件)では変更後のバッテリーからの発火が判明したため自主回収が公表された。健康被害の報告はないとのことだが、ユーザーであれば手元の機器が対象製品でないか確認したうえでリラックスして利用したい
23/03/06 09:04
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ダイハツは軽自動車の中でも人気のあるブランドの1つで、街中でもよく見かけることがある。ユーザー目線で好まれるデザインや機能から幅広い世代に支持されているようだ。先日ダイハツは、ムーヴキャンバス他3車種でリコールを届け出ている。ヒューズブロック内のボデー統合制御コンピュータにおいて、内部ショートが発生することがあり、そのまま使用すると、ヒューズが溶断して灯火器が点灯しなくなるとともにエンジンが停止するおそれがあるという。メーカーはヒューズブロックの交換対応を実施するので、思わぬエンストで困る事態にならないよう迅速に対処しておきたい
23/03/03 09:21
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「スマートスクーター」を街中で見かけることがある。電動で走行できるため、自転車のように漕いだりパワーを使ったりせずに走行が可能で快適そうだ。充電式でフル充電しておけばそれなりの距離を走行できるので、頻繁に充電せずに乗り続けられるものもあるという。先日「Airbike 電動スマートスクーター(bicycle-balancexx)」の電池から発火する可能性があるとして、リコール(バッテリーの無償交換)を実施が発表された。対象品のユーザーには、充電をせずに周辺に可燃物がない場所に保管の上、交換までの間使用中止が呼びかけられている。まずは安全を確保したうえで利用する必要がある
23/03/02 09:54
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まだ真冬の寒さが日本列島を覆っているので、暖房設備の利用頻度は高い状態のままかもしれない。カーボンヒーターなど部分暖房機はコンパクトで節電にもなり手軽なので、パーソナルスペースで使用されるケースも多い。しかしリコールがかかっている製品に注意が必要だ。ユアサプライムスが輸入したカーボンヒーターで使用中に製品の周辺を焼損する火災が発生している。再発防止策としてユアサプライムスは、輸入した電気ストーブ(カーボンヒーター)のリコール(回収・返金、又は代替品への交換)を実施中だ。強弱切替え用のダイオードが不良品であったことによる異常発熱が出火原因と考えられる。リコールプラスでも「探してます!」欄に掲載しているので、該当製品が自宅や知り合いの家にないか確認し安全安心を確保してほしい
23/02/28 11:51
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新年度にむけて新たな通信機器やタブレットを購入すると不用品の処分方法に悩むケースがあるのではないだろうか。不要になったタブレット端末のバッテリー外して焼損に至る危険がNITEで報告されている。原因として、廃棄するため、タブレット端末を分解してバッテリーパック(リチウムイオンバッテリー)を取り外そうとした際に、リチウムイオンバッテリーに外力を加えたため、内部ショートが生じて異常発熱し、焼損したものと考えられている。なお、取扱説明書には「内蔵バッテリーは取り外さない」「外力や衝撃を加えると発火の原因となる」旨、記載されている。バッテリー関連についてリコール事案は多いが安全に対応(回収)する方法の周知が必要だ
23/02/27 14:41
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ヨーロッパ車の中でもプジョーは伝統的なブランドでありながらも洗練されたイメージがある。街中を走行するドライバーにはセンスの良い印象をもつことが多いかもしれない。プジョー「208」など6車種について、タイミングベルトに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)が公表された。対象はプジョー、シトロエンの6車種で2014年9月9日から2020年8月31日に輸入された2万6994台とのこと。特定の燃料や添加剤の影響によるエンジンオイルの変質で、タイミングベルトの劣化が進行しているものがあるため、タイミングベルトの表面が剥離して、ブレーキバキュームポンプが破損し、ブレーキブースターの機能が低下するという。タイミングベルト点検や交換等の改善措置が行われるので、迅速に安全を確保しておく必要がある
23/02/24 09:48
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自転車に乗れることは、親子で取り組めるテーマの1つかもしれない。子供が自転車と上手に付き合って安全に楽しめるように親は見守る必要がある。子供向けの自転車の中にはまだ自分ではこげない子供ために、後ろから操作できるかじとり式押し手棒が装備されているタイプのものもあるようだ。子供の体格や運動能力に合せた、乗りやすい自転車を選べるが、安全面もチェックしておきたいポイント。以前にピープル社「いきなり自転車」において、子供が後輪ギア付近に手を入れることが出来る構造で、それにより重大製品事故が起こったため、保護パーツの無償配布が実施された。プラスドライバー1本で5分ほどで簡単に車体に取り付けられるようなので、子供の安全のためすぐに対応してほしい
23/02/22 08:27
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幼児向けの商品は可愛らしいデザインだけでなく安全性の高さが求められる。大人がまさかと思う物でも口に入れてしまう傾向があるため、十分な注意が必要だ。先日、ダッドウェイは「SKIP HOP シルバークラウド・アクティビティジム」の構成部品の「雲」に付属している「雨粒」が幼児の口に入った場合に、窒息のおそれがあることが指摘され自主回収の実施を公表した。現時点で日本国内で事故の報告はないとのことだが、子供の安全に万全を期すための対応が求められる。幼児のいる家庭に周知が行き届いているかが気がかりだ
23/02/21 10:43
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春の新生活に向けて生活家電を揃えてを始めている人も多いのではないだろうか。家族世帯でも一人暮らしでも炊飯器は炊き立て御飯を毎日の食卓に並べるのに欠かせない白物家電の1つだが注意が必要だ。ハイアールは、マイコンジャー炊飯器(2018年~2021年生産 JJ-M55D)において、発煙・発火に至る可能性が判明し、2022年10月より、事故防止のため、対象商品の使用停止のお願いと、無償商品交換を実施している。マイコンジャー炊飯器において、当該製品のヒータ用リレーが接点不良を起こし、異常過熱することによる焼損事故が発生したもので、市場において、当該対象製品の重大製品事故は5件発生しているという。まずは安全確認でおいしいご飯を炊き上げていただきたい
23/02/20 08:23
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普通乗用車において衝突安全の機能はすでに標準機能として搭載されることが多くなった。日頃からドライバーも警告音や自動制御の動きで安全性能の働きを意識する機会も多いのではないだろうか。先日トヨタは、衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがあるなどとして、「ノア」「ヴォクシー」など計14車種、計19万6984台のリコールを国土交通省に届け出た。制御プログラムが不適切なため、駐停車している車列の側方を通過する際に、前方カメラとセンサによる車両認識に差異が発生し、システムが停止することがあり再起動する間、警告灯が点灯して衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがあるという。メーカーは改善措置として、プログラムを対策仕様に修正するので、対象車のドライバーは対処して安全性を確保しておきたい
23/02/17 09:20
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折りたたみ自転車は、車内に入るため旅先で利用したり、狭いスペースでの駐輪などで役立つケースが多い。見た目がスマートでおしゃれなタイプやスポーツタイプまで選べる範囲も広がってきた。運動不足の解消を兼ねて一時的に自転車通勤に切り替えた人にとっても購入しやすい製品といえる。ただ便利なだけでなく安全性の確保ももちろん大切だ。以前に、折り畳み自転車の一部で、車体の強度不足により走行中に一定以上の負荷がかかるとフレームが破断し、人身事故につながるおそれのあることが判明しリコールとなったケースがある。もし折り畳み自転車を所有しているなら、思わぬ事故から身を守るためリコール対象製品ではないか確認してから使用してほしい
23/02/16 15:32
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冬の空気が乾燥する天気が続いているため、オフィスや家の中で加湿機を利用する機会も多いのではないだろうか。幼児がいる環境ではスチーム熱による火傷を負わないように注意が必要だ。NITEによると、スチーム式加湿機能付き空気清浄機を使用中、幼児(1歳)が蒸気口で、左手に植皮手術を要する重度のやけどを負った事故が報告されている。保護者がスチーム式加湿機能付き空気清浄機を乳児の手の届くところに設置していたため、目を離した際に乳児が蒸気吹出口に触れてしまい、やけどを負ったものと考えられる。子どもは目につくもの、手が届くもの、興味を引くものをすぐに触ろうとするので家庭内で有効な対策が必要だ
23/02/15 09:48
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充電式LED投光器は、薄型で持ち運び可能で屋外の暗い場所での作業に適したアイテムの1つだ。庭でのバーベキューや夜釣りの際などレジャーでも使用されることも多いのではないだろうか。またセンサー付きであれば防犯に役立てているケースも少なくない。明るさや持続時間などの機能面で利用状況に合った製品を選ぶことができるが、安全面も選ぶポイントとなる。先日、一部の充電式LED投光器において製品を焼損する事故の発生が報告された。内蔵バッテリーが異常熱を発するおそれがあるとのこと。周囲を照らして安全な視界を確保することと製品自体の安全性の両方が必要なので、リコール対象製品を使用していないか確認することをお勧めしたい
23/02/14 08:23
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ホンダのN-ONEといえば軽自動車の人気車種の1つで、街中でもよく見かけることがある。そのデザインや性能から幅広い世代のユーザーに支持されているようだ。ATでは物足りずマニュアル運転を好むユーザーにとっても注目車種といえるかもしれない。先日ホンダはN-ONEのピークトルクリミッタに不具合があり、変速できなくなるおそれがあるとして、国交省にリコールを届け出た。手動変速機を搭載した車両において、ピークトルクリミッタの樹脂製ハウジングの成形条件が不適切なため、当該ハウジングの強度が低下したものがあり、クラッチの繰返し操作によりハウジングが破損し、クラッチ液が漏れ、最悪の場合、クラッチ操作ができず変速できなくなるおそれがあるという。対象車はピークトルクリミッタを良品と交換するとのことで、安全なドライブを楽しむためにも、メーカー対応を速やかに実施しておきたい
23/02/13 10:00
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高級輸入車メーカーの中でもベンツは人気と信頼性が高いブランドの1つだ。プレミアカーのイメージを多くの人がもっている憧れのブランドかもしれない。先日メルセデス・ベンツ日本は、「ML350」など7車種計1万1387台(2011年11月~20年1月輸入)のリコールを国土交通省に届け出た。ボディの接合部分の設計や製造工程に不備があり、雨水が少しずつ荷室に浸入する恐れがあり、近くの燃料ポンプの制御装置に入ると、警告が点灯し最悪の場合、エンジンが停止するする恐れがあるという。雨雪の影響で「雨漏り」「荷室がぬれる」などブランドイメージに合わない不具合を防ぐよう速やかに対処する必要がある
23/02/10 11:14
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先日、消費者庁は長期使用(45年以上)された扇風機が使用中、製品と周辺を焼損する火災が発生したことを報告している。長年使用の扇風機は、モーター、コード、コンデンサー等の電気部品の経年劣化による発煙・発火の恐れがあるため注意喚起がなされている。もしも使用前に次のような症状がある場合は、すぐに使用停止してほしい。「スイッチを入れてもファンが回らない」「ファンが回っても異常に回転が遅かったり不規則」「回転する時に異常な音がする」「モーター部分が異常に熱かったり、焦げ臭いにおいがする」などの症状。事故防止のため、日頃から製品リコール情報とあわせて安全チェックしておきたいポイントだ
23/02/09 08:36
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スマホやタブレットのユーザーは充電切れとなった場合の予備バッテリーを備えておくといざというときに安心だ。コンパクトなモバイルバッテリーは持ち運びの多いユーザーにとって助かるが製品によっては安全性のチェックが必要だ。先日アンカー・ジャパンはモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」で製品回収を発表した。設計上と製造過程の不備が見つかったという。電池セルと外装ケースの間にNTCサーミスタが挟まれて固定位置のずれが起こり得る状況が発生したためとのことで、内部短絡が生じる可能性があるという。本事象による発火は日本では発生しておらず、製品固有の設計と製造過程の不備のため、他の同社製品に再現性はないとしている。まずはメーカーページで型番確認して安全確保しておきたいところだ
23/02/08 11:49
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万が一の衝突時の安全装置としてエアバックの役割はドライバーをケガから直接守るので大きい。非常時の作動が確実であることは装置を搭載するうえで最も大切な条件となる。先日ダイハツ工業は約3万2000台の車を対象としたリコールを発表した。最悪の場合、衝突時にエアバッグが作動しないおそれがあるという。対象車は、ダイハツのタント、タフト、ムーヴキャンバス、ロッキー、スバルのシフォン、レックス、トヨタのライズの合わせた7車種(2022年11月から12月までに製造された3万2千台)。エアバッグを制御するコンピュータに不具合が見つかり、内部でショートが発生する可能性があり、最悪の場合、衝突した際に、エアバッグやシートベルトを巻き取る装置が作動しない恐れがあるという。これまで事故は起きていないとのことだが、メーカーから通知を受け取ったら速やかに改善対応を行う必要がある
23/02/06 09:10
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運転アシスト機能を役立てているドライバーも多いのではないだろうか。見通しの悪い交差点で車両前方の映像が確認できたり、バックで駐車をするときに後方の安全確認ができたり、狭い路地で両サイドの状況をリアルタイムで確認できる360度ビューがあると便利で安心だ。トヨタは、ヤリス(2車種)のパノラミックビューモニターに不具合があり、車両左側の視界が確保できないおそれがあるとして、国交省にリコールを届け出た。パノラミックビューモニターの制御プログラムが不適切なため、カメラ映像が停止し、車両周辺が確認できないことがあるという。死角ができやすい場面でアシスト機能が使えない恐れもあるので、対象車は修正対策を受けて安全を確保する必要がある
23/02/03 09:22
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