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国土交通省は、スズキ株式会社が届け出た「DR-Z4SM」のリコール情報を公表しました。後輪のブレーキを操作する制動装置(リヤブレーキマスタシリンダ)に不具合が確認されています。
スズキ DR-Z4SM 制動装置に不具合 リコール
この不具合は、リヤブレーキマスタシリンダのリザーバタンクキャップを固定するスクリュの締め付け作業指示が不適切なため、一部の車両で締め付けトルクが不足していることに起因します。
締め付けトルクが不足したまま使用を続けると、以下の事態が発生する恐れがあります。
1. 当該スクリュが緩む。
2. リザーバタンクからブレーキ液が漏れる。
3. 最悪の場合、リザーバタンク内のブレーキ液が空になる。
ブレーキ液がなくなると、制動力が著しく低下し、制動距離が伸びるため、大変危険な状態となり、事故につながる恐れがあります。
対象車両には、リヤブレーキマスタシリンダのリザーバタンクキャップのスクリュを点検し、規定トルクで増し締めする対策が実施されます。
https://www.recall-plus.jp/info/54830
25/12/16 09:25
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経済産業省は12月11日、株式会社ダイナーが販売した電動アシスト自転車について、リコール情報を公表しました。アシストパワー操作ボタンを長押しした際に、意図せず突然走行が始まる恐れがあるためです。
電動アシスト自転車「WO」シリーズ 約1000台リコール
この不具合により、使用者や周囲の方が怪我をする危険性があるため、対象製品をお持ちの方は、直ちに確認と対応をお願いします。
リコール対象製品
* 販売事業者: 株式会社ダイナー
* 対象シリーズ: 電動アシスト自転車「WO(ダブルオー)」シリーズ
* 対象機種: GRISSE、F.C.B、M2X、M2X TWO FOUR
* 販売期間: 2021年12月13日~2025年7月19日
* 販売台数: 942台
リコール対策:
1. BLUETOOTH非対応モデル:
* 対策内容: 対象製品を回収し、部品交換を実施。
2. BLUETOOTH対応モデル:
* 対策内容: 専用デバイスが利用者に郵送され、利用者ご自身でプログラムを入れ替える対応。
対象製品をお持ちの方は、事業者が案内する手順に従い、速やかにリコール対策を行ってください。
https://www.recall-plus.jp/info/54814
25/12/16 09:18
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イタリアの人気ブランド、ビアンキ(Bianchi)は、「Impulso RC」完成車および「Impulso RC インテグレーテッド カーボン ハンドルバー」について、安全上の理由からリコールを発表しました。
伊:Bianchi Impulso RC 専用ハンドルバー リコール
対象製品に搭載されているステム一体型カーボンハンドルバーに、使用中に破損する恐れのある製造上の欠陥が確認されています。もし走行中にハンドルバーが破損した場合、落車による重大な人身事故や生命の危険につながる可能性があり、ただちに製品の使用を中止するよう推奨されています。
* Impulso RC 完成車: 2025年11月20日までに販売された全ての完成車で、製品コードが「YTB84」「YUB80」「YUB81」のもの。
* Impulso RC インテグレーテッド カーボン ハンドルバー: 全てのサイズで製品コードが「C2306238」「C2306226」のもの。
対象製品をお持ちのお客様は、すぐに使用を中止し、購入店またはビアンキの正規ディーラーにご連絡ください。ハンドルバーの交換が手配されます。
25/12/16 09:12
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2025年10月より販売されたクリスマス装飾品「ファイバーツリー60cm」および「ファイバーツリー90cm」の一部製品について、製造元より自主回収(リコール)の発表がありました。
ファイバーツリー LEDライトの光量低下 自主回収
回収の理由として、これらの製品に内蔵されているLEDライトに不具合が確認されたためです。使用し、点灯時間が経過するに伴い、LEDライトの光量が徐々に低下してしまう現象が判明いたしました。
ツリーの魅力である美しい光の輝きが損なわれる可能性があることから、購入者の皆様の満足度を考慮し、製造元は自主回収に踏み切った模様です。
これらのファイバーツリーは、光ファイバーの先端がLEDで色鮮やかに輝く人気の高い装飾品です。特に、ホリデーシーズンに向けて購入された方も多いと見られます。
https://www.recall-plus.jp/info/54817
25/12/15 11:25
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ドゥカティジャパンは、高性能バイク「パニガーレV4」を含む計17車種について、後輪車軸の不具合を理由に国土交通省へリコールを届け出ました。この不具合は、走行中の後輪車軸の破断、ひいては転倒につながる重大なリスクをはらんでいます。
ドゥカティ 後輪車軸不具合リコール 転倒のおそれ
不具合の原因は、後輪車軸の強度検討の不足にあるとされています。具体的には、車軸の切欠き部に過度な応力が発生することが判明しました。これにより、走行中に車軸に亀裂が入り、異音が発生し、最悪の事態では車軸が完全に破断するおそれがあるとのことです。
対象となる車種は、フラッグシップモデルの「パニガーレV4」を筆頭に、多岐にわたります。高性能モデルを多く擁するドゥカティにとって、動力伝達の根幹に関わる部品の不具合は見過ごせません。
ドゥカティジャパンは、対象となる車両のユーザーに対し、速やかに通知を行うとともに、恒久対策品の車軸に無償で交換する対応を取るとしています。現時点での具体的な不具合発生状況や、事故・負傷の報告について公式な情報は確認されていませんが、ユーザーの安全を最優先にした迅速な対応が求められます。
https://www.recall-plus.jp/info/54818
25/12/15 11:20
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フォードは、2.0 EcoBoostターボガソリンエンジンを搭載した一部の新型車両について、シリンダーヘッドの不具合による限定リコールを発表しました。この不具合は、オイル漏れを引き起こし、最悪の場合、高温のエンジン部品に接触して火災の発生や、出力低下、エンジンの焼き付きにつながる恐れがあるとのことです。
米フォード 2.0 EcoBoost搭載車 シリンダーヘッド不具合リコール
メーカーの説明によりますと、シリンダーヘッドに圧入されているボールプラグの保持力が不足しており、通常の油圧下で緩んでオイルが漏れる可能性があるとされています。
今回のリコールの対象となるのは、2025年型マーベリック、2026年型コルセア、マスタング、エクスプローラーの計6台という極めて小規模な台数です。これらの車両は2025年10月下旬から11月上旬の特定日に生産されたもので、幸いなことに全て顧客には引き渡されておらず、販売店に保管されています。
フォードは、対象車両のシリンダーヘッドを交換することで対応するとしています。現時点で、この不具合に関連する衝突や負傷の報告はないとのことです。
25/12/15 11:14
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米国食品医薬品局(FDA)は、ニューヨーク州のTBC Distribution Corporate社が販売する「ラッキーフーズ(Lucky Foods)」ブランドのシナモンパウダーについて、鉛汚染の可能性があるとしてリコールが発令されたことを発表しました。
米国:鉛汚染の疑い シナモンパウダー リコール
リコールの対象は、真空包装された40g袋で、賞味期限が2027年9月15日と記載された製品です。
この製品は、2025年4月11日から9月1日の間に、カリフォルニア州、フロリダ州、ニューヨーク州、テキサス州など米国の14州にある食料品店やレストランなどに広く流通していました。
鉛は非常に毒性が強く、米国疾病予防管理センター(CDC)によると、特に子どもの健康に深刻な害を及ぼします。脳や神経系の損傷、成長発達の遅れ、IQの低下、学習・行動障害などを引き起こす危険性があります。また、成人においても、慢性的な曝露は腎機能障害や高血圧などと関連しています。
FDAは、低濃度の鉛曝露でも症状が出ない場合があり、血中鉛濃度の上昇が唯一の兆候となる可能性があると指摘しています。幸いにも、現在までにこの製品による健康被害の報告は確認されていません。
25/12/12 13:38
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メルセデス・ベンツは、米国で2024年から2025年型モデルのメルセデスAMG EQE 53 SUV計1,899台についてリコールを発表しました。このリコールは、電気自動車(EV)に義務付けられている低速走行時の警告音(AVAS:Acoustic Vehicle Alerting System)に関するものです。
米国:メルセデスAMG EQE 53 SUV 低速警告音不適合リコール
リコールの原因は、車両の速度に応じて警告音の音量が変化する仕組みが、米国の安全基準に適合しない恐れがあるためです。
EVは走行音が静かであるため、特に視覚に障がいのある人を含む歩行者の安全確保のため、一定速度以下での警告音の搭載が義務付けられています。基準では、警告音は車速の上昇に伴い、連続的かつ適切な比率で音量を増すことが求められています。
しかし、今回のEQE 53 SUVでは、特定の作動モードにおいて、音量の立ち上がりが「不均一である」または「弱すぎる」可能性が指摘されています。これにより、歩行者が車両の接近速度や距離感を正確に把握しにくくなるリスクが生じます。
25/12/12 13:35
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フォード・モーター社は、2025年モデルの一部のSUVおよびピックアップトラックについて、電動ブレーキアシストが失われる可能性があるとして、米国で合計679台のリコールを発表しました。
米国:フォード SUV ブレーキアシスト不具合 リコール
対象となるのは、レンジャー、ブロンコ、エクスペディション、リンカーン・ナビゲーター、F-150といった人気車種の一部です。電動ピックアップのF-150ライトニングは含まれていません。
不具合の原因は、サプライヤーであるボッシュ製の電子モジュールに製造上の欠陥があるためとされています。この欠陥により、モジュールがフェイルセーフモードに入り、前輪の油圧ブレーキ用ブースターが意図せずオフになる恐れがあります。
もしこの現象が発生した場合、ドライバーはブレーキペダルの踏みごたえが変化すると感じる可能性があり、制動時の不安を誘う状況になりかねません。安全対策として、後輪には電動パーキングブレーキが自動で作動し、メーターパネルには複数の警告灯が点灯します。
25/12/12 13:32
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川崎重工業株式会社は、スポーツバイク「Ninja ZX-6R」の原動機(エンジン)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
カワサキ Ninja ZX-6R リコール エンジン停止のおそれ
今回のリコールは、原動機のクランクシャフトベアリングに関わるものです。エンジンのアッパークランクケースとロアクランクケースを締結するボルトについて、製造時の締め付け方法の検討が不十分であったため、一部のボルトが必要以上の高い力(過剰な軸力)で締め付けられてしまった車両が存在します。
この過剰な締め付けにより、エンジン内部のクランクシャフトとベアリングの間に必要なオイルクリアランス(隙間)が適正に確保できなくなります。その結果、走行中にベアリングが異常な摩擦熱により焼き付きを起こし、最悪の場合、走行中にエンジンが停止してしまうおそれがあります。
川崎重工業は、この不具合を改善するため、対象車両の原動機を点検し、該当するボルトが取り付けられている車両については、原動機本体を良品と交換する対応を無償で実施するとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/54786
25/12/11 16:49
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フォルクスワーゲン・グループ・オブ・アメリカ(VW)は、米国テネシー州チャタヌーガ工場で生産された2026年モデルの一部車両について、自主回収(リコール)を発表しました。対象となるのは、Atlas、Atlas Cross Sport、そしてID.4の計3車種の一部ロットです。
米国VW Atlas/ID.4 リコール ホイールボルト不適合
原因は、組立ラインで想定仕様に合致しないホイールボルトが装着された可能性があるためです。サプライヤー側の取り違えにより、誤った締結部品が現場に送られたことが発端とされています。ホイールの締結不良は走行中の安全に関わる重大なリスクがあるため、VWは点検が完了するまで、対象車両のオーナーに使用を控えるよう強く推奨しています。
不具合は2025年10月、組立ラインの作業員がボルトの仕様違いに気づいたことで発覚しました。工場は直ちに選別作業に入り、影響を最小限に抑えるための迅速な対応が取られたことがうかがえます。幸い、この不具合に関連する事故は確認されていません。
25/12/11 09:22
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沖縄県今帰仁村などに開業した本格的なテーマパーク「ジャングリア沖縄」を運営するジャパンエンターテイメント(JE、名護市)は、園内の物販店で販売された揚げ菓子「沖縄そばチップス」を自主回収すると10日に発表しました。
ジャングリア沖縄 沖縄そばチップス 一部アレルギー表示欠落
パッケージの原材料表示に記載のないアレルギー物質(大豆、乳成分)が含まれていたためです。これまでに9,823個が販売されましたが、現在のところ健康被害の申し出はないとのことです。JEは、大豆または乳アレルギーをお持ちの方は喫食しないよう強く呼びかけています。
自主回収の対象となる商品は、プレオープンした7月4日から今月9日まで、税込み1,400円で販売されていました。納品元のリウボウ商事(那覇市)が委託する検査機関との情報連携に不備があり、アレルギー物質の情報を欠落させたままラベルが印字されてしまったのが原因とされています。
25/12/11 09:19
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消費者庁は12月9日、パナソニック株式会社(旧松下電器産業)がリコールを実施している電気コンロについて、火災事故が1件発生したことを明らかにしました。
パナソニック リコール中の電気コンロで火災事故
事故は11月4日に発生し、当該製品の上に置かれていた可燃物や周辺が焼損しましたが、今回のリコールの原因と直接関連があるかは現在のところわかっていません。
パナソニックでは、事故を起こした製品(型番:NK-1102)を含む複数の電気コンロ製品について、2007年7月3日よりスイッチ部分の無償改修(リコール)を実施中です。
対象となる製品は、主に1982年1月から2005年9月までに製造されたモデルで、スイッチ内部の部品の経年劣化により、まれに異常発熱や発火に至るおそれがあるとしています。
製造時期の関係で、製品のブランド名やメーカー名が「ナショナル(National)」「松下電器産業」「HEC」となっている場合もあります。
25/12/10 13:24
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フォルクスワーゲン・グループ・オブ・アメリカは、2023年および2024年モデルの一部の電気自動車(EV)「ID.4」クロスオーバーについて、高電圧バッテリーの不具合を原因とするリコールを発表しました。
米国フォルクスワーゲン ID.4 高電圧バッテリー不具合リコール
この問題は、製造工程において電極の位置合わせがずれた可能性のあるバッテリーセルが関わっており、該当する車両では航続距離の低下や一部性能の悪化を招くおそれがあるとのことです。
リコール対応として、ディーラーではバッテリーの点検を実施し、不具合の疑いがあるバッテリーモジュールを無償で交換するとしています。
EVの根幹であるバッテリーの品質と安全性は非常に重要であり、今回のメーカーによる迅速かつ慎重な対応は、ユーザーの安心感を確保するための取り組みと言えるでしょう。
25/12/10 10:53
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欧州のオートバイメーカーであるハスクバーナは、2024年モデルから最新モデルまでに生産された全ての401モデル(Vitpilen 401、Svartpilen 401など)を対象に、グローバルリコールを発表しました。
欧州ハスクバーナ 401モデル エンジン停止可能性でリコール
このリコールの原因は、特定の条件下でエンジンが突然停止する可能性が判明したためです。特に、渋滞時や低速で走行している際など、エンジンが低回転で動作しているときにエンストを起こす可能性があるとのことです。
企業は予防策として、エンジン制御ユニット(ECU)のソフトウェアアップデートを無償で実施します。これにより、エンジンのストール発生リスクを低減するだけでなく、低速時のトルクと走行安定性の向上も図られる見込みです。アップデート後は、スロットル応答がよりスムーズで安定するとされています。
25/12/10 10:50
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ステランティス ジャパン株式会社は、「プジョー 2008」の電気装置(ESCユニット)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
プジョー 2008 ESCユニット不具合 リコール
この不具合は、ESC(走行安定性電子制御)ユニットの制御プログラムが不適切なために発生するものです。具体的には、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)が適切に機能しなくなる恐れがあります。
通常、TPMSはタイヤの空気圧が減少した場合にドライバーへ警告灯で知らせる重要な安全装置です。しかし、今回のプログラム不備により、空気圧が減少しても警告灯が適切に点灯しない事態が想定されます。
これにより、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるため、リコール措置がとられることとなりました。
https://www.recall-plus.jp/info/54770
25/12/09 14:52
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株式会社丸越は、スーパーマツモトの京都府内および大阪府内の各店舗で販売した「京都丹波産コシヒカリ」と「無洗米 京都丹波産コシヒカリ」の2商品について、自主回収(リコール)を実施すると発表しました。
丸越 コシヒカリ 一部異臭物質検出の恐れ 自主回収
この自主回収は、お客様から「米に臭いがある」との苦情が寄せられたことを受けて、外部検査機関へ調査を依頼した結果、石油臭または燻煙臭を有する物質が検出されたためです。
販売期間:2025年10月1日より
販売エリア:京都府内、大阪府内
これまで対象商品による健康被害の報告はありませんが、万全を期すため、対象商品の購入社に対して、喫食を控え、以下の問い合わせ窓口まで連絡するよう呼びかけております。
代品の発送、お届け時に着払いにて該当商品の回収をもって対応するとのことです。
https://www.recall-plus.jp/info/54752
25/12/09 09:59
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サヴァンシア フロマージュ&デイリージャポンは、輸入・販売した「モッツァロール スモーク 16g x 15個入り」について、賞味期限内にカビが生じる可能性があるとして、自主回収(リコール)を実施すると発表しました。
コストコで販売のモッツァロール 自主回収
この商品は、2025年9月3日より、コストコホールセールジャパンの全国37店舗に納品され販売されておりました。
* 対象商品:「#67395 モッツァロール スモーク 16g x 15個入り」(ナチュラルチーズ、内容量240g)
* 納品開始日:2025年9月3日
* 販売店舗:コストコホールセールジャパン 37店舗
対象となる賞味期限は、2025年11月22日から2026年2月16日までの特定の日付となっております。商品をお持ちのお客様は、サヴァンシア社のウェブサイト等で具体的なロット番号や賞味期限をご確認ください。
これまでに健康被害の報告はありませんが、同社は、手元に対象商品がある場合は飲食を控えるよう呼びかけており、着払いでの返送を受け付け、後日返金する対応をとっております。
https://www.recall-plus.jp/info/54763
25/12/09 09:50
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江崎グリコは12月8日、「ポッキーチョコレート」や「ポッキー極細」を含むチョコレート製品20品目、合計約600万個を自主回収すると発表しました。
グリコ「ポッキー」など20品目 風味異変で約600万個自主回収
回収の理由は、一部の商品に本来の風味とは異なる香りが付着したものが流通していることが判明したためです。同社は、安全性に問題はないものの、品質を重視して回収を決断したとしています。
風味の異変は、チョコレートの主原料であるカカオ豆を貯蔵していた物流倉庫の改修工事が原因です。この工事の際、カカオ豆と香辛料を同一場所で保管したことで、香辛料の香りがカカオ豆に移ってしまったということです。
対象商品を食べても健康への安全性に問題はありませんが、チョコレート製品では通常感じられない香辛料由来の風味を感じる場合があります。
* 主な対象商品: 「ポッキーチョコレート」「ポッキー極細」「冬のくちどけポッキー」「ジャイアントポッキー」「神戸ローストショコラ」「メンタルバランスチョコレートGABA」「LIBERA」など20品目。
* 対象の賞味期限: 2026年5月から10月までの商品。
https://www.recall-plus.jp/info/54762
25/12/08 17:26
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ベントレーは、2023年型「ベンテイガ ハイブリッド(Bentayga Hybrid)」130台を対象としたリコールを開始しました。このリコールは、充電中に高電圧バッテリーが過熱するおそれがあるという安全性に関わる懸念に対応するものです。理論上は、過熱が進むと火災に至るリスクがあるとのことです。
ベントレー 高電圧バッテリー過熱リスク リコール
ベントレーは、この問題に対して以下の改善措置を講じるとしています。
1. ソフトウェア更新:正規ディーラーにて、バッテリー制御用のソフトウェアを更新します。これにより、バッテリーの熱管理や充電電流のアルゴリズムを見直し、過熱を防ぐ措置を取ります。
2. バッテリーの無償交換:診断の結果、ソフトウェアの更新だけでは不十分と判断された場合は、高価な高電圧バッテリー自体を無償で交換するとしています。
25/12/08 09:53
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フォード・モーターは米国において、クロスオーバーSUV「エスケープ(Escape)」10万8,762台のリコールを発表しました。このリコールは、リフトゲート(バックドア)のヒンジカバーの不具合が原因とされています。
米フォード エスケープ約10万8千台リコール ヒンジカバー脱落
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、問題のヒンジカバーは固定が不適切であった可能性があり、走行中に脱落するおそれがあるとのことです。小さな外装部品であっても、走行中に落下すれば、後続車や周囲の車両にとって危険な落下物となり、安全上のリスクを生じさせます。
対象となるのは、2020年から2022年型の一部、および2025年モデルの一部を含むフォード・エスケープです。
今回のリコールは、一見小さな外装部品の不具合ですが、安全への配慮から厳格なチェックが行われた結果であり、路上での安全確保の重要性を改めて示唆しています。
25/12/08 09:50
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電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の世界的な大手メーカーであるBYDは、中国国内でハイブリッド車「Qin Plus DM-i(秦 Plus DM-i)」合計88,981台の大規模なリコールを発表しました。対象となるのは、2021年1月から2023年9月までに生産された車両です。
中国:BYD 約8万9千台ハイブリッド車リコール バッテリー不具合
リコールの原因は、バッテリーパックの製造プロセスにおける不一致による不具合です。この製造上の異常により、特定の条件下でエンジン駆動力が予期せず低下し、車両の応答性に影響を及ぼすおそれがあります。
最悪の場合、車両がEVモード(電気走行)を維持できなくなり、走行中に電力供給が失われることで、安全上の懸念が生じる可能性があります。
今回のリコールは、中国の国家市場監督管理総局(SAMR)に登録されており、BYDは現時点までに、この不具合に直接関連する事故や重大な事件は発生していないと報告しています。
25/12/08 09:47
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Stellantis(ステランティス)は米国において、Ramブランドの車両7万2,509台を対象としたリコールを発表しました。原因は、計器盤(インストルメントクラスター)の表示が消失する可能性のあるソフトウェアの不具合です。
米Ram車7万台超リコール 走行中に速度表示が消失するおそれ
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)に提出された資料によると、この不具合はメーターパネル内のソフトウェアに起因しており、特定の状況下で画面が真っ黒になったり、無表示になったりすることがあります。
表示が消失すると、ドライバーは走行中に速度や各種警告、システムの状態など、安全運転に必要な情報を確認できなくなります。特に、デジタル表示への依存度が高い近年の車両において、この問題は安全性に重大な影響を及ぼすおそれがあります。
対象となる車両台数は72,509台とされています。
25/12/08 09:42
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Stellantis ジャパン株式会社は12月4日、「ジープ ラングラーアンリミテッド」について、電気装置の不具合によりリコールを国土交通省に届け出ました。このリコールは、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)に関わるものです。
ジープ ラングラーアンリミテッド TPMSに不具合 リコール
不具合の原因は、TPMSアンテナの部品の組み付け順序にあります。一部の車両で、アンテナ線がリアシートベルトリトラクター(左)と車体の間に挟まれた状態で組み付けられていることが判明しました。
この不適切な取り付けが原因で、車両が走行する際の振動を受け続けると、アンテナ線が損傷し、最終的に短絡(ショート)するおそれがあります。
その結果、TPMSの警告灯が点灯し、システムが適切に機能しなくなるため、保安基準に適合しなくなるおそれがあります。
Stellantis ジャパンでは、対象となる車両のアンテナ線の取り付け状態を確認し、挟まれて組み付けられている場合は、TPMSアンテナ(アンテナ線一体)を新品に交換するとしています。
今回のリコールは、輸入期間が令和6年12月16日から令和7年3月14日までの「ジープ ラングラーアンリミテッド」579台が対象です。
https://www.recall-plus.jp/info/54741
25/12/05 14:18
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Stellantis ジャパン株式会社は12月5日、「ジープ グランドチェロキー」のリコールを国土交通省に届け出ました。対象となるのは、プラグインハイブリッド車(PHEV)で、電気装置であるパワーインバーターモジュールの不具合が原因です。
グランドチェロキー エンジン・モーター停止のおそれリコール
このリコールは、パワーインバーターモジュールに内蔵されているハイブリッド制御プログラムが不適切であるために発生します。具体的には、この制御プログラムがバッテリーパックモジュールのメモリーリセットを「バッテリー不具合」と誤って認識してしまうことがあります。
その結果、車両が安全を確保するための「セーフモード」に切り替わってしまうことがあり、最悪の場合、走行中にエンジンとモーターの両方が停止するおそれがあるとのことです。
同社では、この不具合を改善するため、対象車両のパワーインバーターモジュール内のハイブリッド制御プログラムを、適切な対策プログラムに書き換えるとしています。
https://www.recall-plus.jp/info/54740
25/12/05 14:16
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ボルボ・カー・ジャパンは12月4日、乗用車「S60」や「V60」など3車種、合計2万2,567台のリコールを国土交通省に届け出ました。対象となるのは、2010年12月から2017年2月までに輸入された車両です。
ボルボ S60・V60など約2万2千台がリコール対象に
リコールの原因は、ドアのロック機構の不具合です。長期間にわたり高温の環境にさらされることで、ドアを開けた際にロック機構の部品が破損するおそれがあるとのことです。
その結果、ドアが十分に閉じられなくなり、最悪の場合、走行中にドアが開いてしまう可能性があります。国内では、これまでにドアが閉まらないという不具合の報告が27件あり、その中には走行中にドアが開いたケースも含まれています。幸いにも、この不具合による事故の情報は入っていません。
ボルボでは、対象となる全車両について、ドアロックの部品を対策品に交換するとしています。
【リコール対象車種】
* S60
* V60
* V60 クロスカントリー
(計3車種 22,567台)
https://www.recall-plus.jp/info/54739
25/12/05 14:13
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ダイハツ工業は12月4日、軽自動車6車種、合計23万4,750台(2021年12月~2025年5月生産)について、リコールを国土交通省に届け出ました。
ダイハツ ハイゼット アトレー スライドドア不具合リコール
対象となるのは、ダイハツの「ハイゼット カーゴ」「アトレー」などのほか、OEM供給しているトヨタブランドの「ピクシスバン」、SUBARU(スバル)ブランドの「サンバー」の計6車種です。
リコールの原因は、スライドドアに関する不具合です。
* スライドドアを強く開けた際、ドア側のゴム製部品が変形する恐れがあります。
* 変形が拡大すると、ドアがストッパーを乗り越えてしまい、完全に閉まらなくなる可能性があります。
これまでに同様の不具合が12件確認されています。
ダイハツは、対象車両に対し、ゴム部品の交換や点検を実施することで対応します。
https://www.recall-plus.jp/info/54738
25/12/04 17:22
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ボルボ・カーUSAは、XC60の一部車両を対象にリコール(回収・無償修理)を発表しました。前席(運転席および助手席)のシート取付ボルトの締付けトルクが不適切な恐れがあるためです。
米ボルボ XC60 前席取付ボルト不具合 リコール
この不具合は、シートの固定が不十分になることで、衝突時にシートが正しく機能せず、乗員の安全に影響を及ぼす可能性があります。
リコールのきっかけはサプライヤーからのアラートであり、ボルボ社内でレビューを行った結果、対応が決定されました。
* 対象車種と年式: ボルボ XC60の特定の製造期間に該当する2018年、2025年、2026年モデルイヤーの車両。
* 対応: 販売店にて、対象車両の前席取付部の点検を実施し、必要に応じてボルトを規定トルクで再締付け
25/12/04 09:37
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電気自動車メーカーのRivian Automotive(リヴィアン・オートモーティブ)は、米国内で合計34,824台の車両を対象とした大規模なリコールを発表しました。対象となるのは、主に2022年から2025年式の特定のEDV(電動バン)を含む車両です。
米国リヴィアン シートベルト不具合 34,824台リコール
このリコールの原因は、運転席シートベルト・プリテンショナー用ケーブルが損傷する可能性です。米国の運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、この不具合により衝突時に運転者のシートベルトが適切に拘束されず、負傷のリスクが高まると指摘しています。安全装備の根幹に関わる問題として、規制当局も事態を重視しています。
Rivianは対応策として、OTA(オーバーザエア)ソフトウェア・アップデートの配信と、車両の点検および部品交換を組み合わせて実施します。すべての対象車両が入庫の必要はなく、まずはOTAで対応しつつ、点検を通じて必要に応じて運転席のシートベルト・プリテンショナーアセンブリ全体の交換を行う方針です。
25/12/04 09:34
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ツルハグループ各社をはじめ、一部の小売店で販売された「Ⅲ型 卵殻膜サプリメント」および「Ⅲ型 卵殻膜サプリメント(70粒)+ドリンク2本特別セット」について、製造上の不備により自主回収(リコール)が実施されます。
Ⅲ型 卵殻膜サプリメント 自主回収(リコール)
自主回収の対象製品
① Ⅲ型 卵殻膜サプリメント
② Ⅲ型 卵殻膜サプリメント(70粒)+ドリンク2本特別セット
これらの製品は、ツルハグループ各社(ツルハ、くすりの福太郎、TGN、レデイ薬局、杏林堂薬局、ドラッグイレブン、ツルハeコマース)、サンキュードラッグ、新生堂薬局、大賀薬局など、複数の販売店で流通していました。
不具合の内容と回収理由:
製品ボトルの蓋の部分において、容器の密封(圧着)状態が不十分である可能性が判明しました。
密封状態が不十分な場合、外部の湿気や空気に触れることで、一部の製品から通常とは異なる色や匂いが確認されています。これにより、品質が保たれていないおそれがあるため、今回の自主回収に至りました。
https://www.recall-plus.jp/info/54716
25/12/03 13:16
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