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メルセデス・ベンツの電気自動車「EQB」の一部に、走行中に突然動力を失うおそれのある不具合が発見され、アメリカでリコールが実施されることとなりました。米道路交通安全局(NHTSA)が発表したもので、事故リスクが高まる可能性があるとして注意が呼びかけられています。
リコールの対象となるのは、2022年5月4日から2023年8月16日までに製造された「EQB 350 4MATIC」と「EQB 300 4MATIC」の合計660台です。
この不具合の原因は、高電圧バッテリー内部の部品である「ブスバー」のネジ接合不良とされています。バッテリーを供給している中国のメーカーが、製造工程で本来とは異なるネジを使用したために発生した可能性があるということです。
この欠陥は、事前の警告なく突然発生し、走行中に車両が動力を失った後にダッシュボードに警告メッセージが表示されるとされています。これまでにアメリカ国内で関連する事故や怪我の報告はありませんが、NHTSAは不具合の発生率を100%と推定しており、対象となる車両の所有者に速やかな点検を求めています。25/08/19 08:16:45
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ジャガー・ランドローバー(JLR)は、米国で12万1,500台以上の車両を対象とする大規模なリコールを発表しました。これは、前輪サスペンションのアルミニウム製ジョイントにひびが入る可能性があり、重大な衝突リスクを引き起こすためです。
ロイター通信によると、このリコール情報は米国道路交通安全局(NHTSA)を通じて公表されました。今回のリコールの対象は、レンジローバーおよびレンジローバースポーツのモデルです。
NHTSAは今年6月、2014年から2017年モデルのレンジローバースポーツのステアリングジョイントの破損に関する予備調査を開始していました。この調査は、欠陥の範囲、深刻度、原因を特定することを目的としていましたが、今回のリコールは、その調査結果を受けたものと見られています。
前輪サスペンションの不具合は、車両の制御に影響を及ぼし、重大な事故につながる恐れがあるため、対象車両の所有者は速やかにJLRからの連絡を確認し、対応することが求められます。25/08/18 17:17:27
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フォード・モーターは、米国道路交通安全局(NHTSA)の発表に基づき、アクスルハブスプラインに潜在的な損傷があるとして、米国で103,174台の車両をリコールすることを明らかにしました。このリコールは、駐車ブレーキを使わずにパーキング(P)に入れた際、車両が意図せず動き出す可能性があるため実施されます。
NHTSAによると、アクスルハブスプラインの損傷は、走行中の駆動力が失われる原因ともなり、これらの不具合は重大な衝突リスクを引き起こす恐れがあります。フォードは、対象車両の具体的なモデル名をまだ公表していません。
しかし、米国の複数のメディア報道によると、今回のリコールは主に2022年と2023年製のフォード・ブロンコとフォード・レンジャーが対象となる見込みです。これらの車種の所有者は、今後フォードからの正式な通知を待つ必要があります。現時点では、修理のスケジュールや具体的な対応方法についての詳細は明らかになっていません。25/08/18 17:12:20
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米国のステランティス傘下にあるFCA USは、ジープ「チェロキー」と「グランドチェロキーL」の2モデルで、ヘッドレストの不具合に関するリコールを発表しました。対象となるのは、合わせて12万1,000台以上です。
このヘッドレストはドイツのサプライヤーであるGrammer社製で、直立位置でロックされない可能性があることが判明しました。これにより、安全上のリスクが生じるおそれがあるとのことです。
今回リコールの対象となったのは、後部座席のヘッドレストで、2023年と2024年モデルの車両が中心です。FCA USは、この不具合についてお客様に通知し、無償で修理を行う方針です。
これまでのところ、この不具合に起因する事故や怪我の報告はないとされています。しかし、追突事故などの際に乗員の安全確保に影響する可能性があるため、早急な対応が求められています。対象車両の所有者には、ディーラーへの持ち込みが推奨されています。25/08/12 09:16:29
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GMジャパンは、「シボレー カマロ」「シボレー コルベット」「キャデラック CT4」の3車種について、動力伝達装置(トランスミッションコントロールモジュール)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。対象となるのは、2020年2月から2023年6月までに製造された1,059台です。
不具合の原因は、トランスミッションコントロールモジュールのソフトウェアの設計検討が不十分であったため、特定の状況下で正しく制御できなくなることです。これにより、トランスミッションが意図せずニュートラルに入ったり、最悪の場合、走行中にホイールがロックするおそれがあるとのことです。
お客様の安全を考慮し、GMジャパンは対象車両の全台に対し、トランスミッションコントロールモジュールのソフトウェアを対策プログラムに書き換えることで対応するとしています。作業時間は約1時間で、部品交換は不要とのことです。25/08/07 14:39:15