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BMWジャパンは、「BMW XM」を含む計7車種において、原動機(デジタルモーターエレクトロニクス、以下DME)に不具合があり、保安基準に適合しないおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
DMEの車載式故障診断装置(OBD)の診断プログラムにおいて、設計検討が不十分なため、可変バルブ機構(バルブトロニック)に関連する異常を検出した際に、その診断情報がメモリに保存されず、消えてしまうことがあるとのことです。
さらに、酸素センサーなどの関連部品が同時に故障した場合、これらの診断情報も同様に失われ、車両の警告灯が点灯しないおそれがあります。その結果、関連部品の故障により排出ガスの量が増加した場合でも、ドライバーが異常を認識できず、保安基準に適合しない状態となる可能性があります。
同社は、対象となる車両の所有者に対して、速やかに最寄りのBMW正規ディーラーに連絡し、無償で修理を受けるよう呼びかけています。
近年、自動車の電子制御化が進むにつれて、ソフトウェアの不具合によるリコールも増加傾向にあります。自動車メーカーは、設計段階からの品質管理を徹底し、再発防止に努めることが求められます。
https://www.recall-plus.jp/info/5280625/05/09 14:58:57
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韓国の自動車メーカー、現代自動車は、2025年モデルのパリセードSUV計620台を、米国においてリコールすると発表しました。リコールの原因は、電動オイルポンプのシール不良による潜在的な火災リスクです。
同社の発表によると、電動オイルポンプのシール密度が低いことが原因で水漏れが発生し、その結果、電動オイルポンプコントローラーが短絡するおそれがあるとのことです。短絡は火災につながる危険性があるため、現代自動車は予防措置として、影響を受けた車両の所有者に対し、修理が完了するまで車両を屋外に駐車するよう強く勧告しています。
調査の結果、生産設備の損傷、具体的には組立ラインのスプリングの不具合が、電気オイルポンプのPCB保護シールの不完全な状態を引き起こしたとされています。
現代自動車は、所有者に対して、焦げた臭いや溶けたような臭いがしたり、ダッシュボードに警告灯が表示されたりする可能性があると注意を促しています。
今回のリコールは、消費者の安全を最優先とする現代自動車の姿勢を示すものと言えるでしょう。25/05/09 14:39:04
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電気自動車メーカーであるポールスターが、米国において2万7千台以上の車両をリコールすることが明らかになりました。
リコールの対象となるのは、2021年から2025年の間に製造されたポールスター2モデル、合計27,816台に上ります。米国の国家高速道路交通安全局(NHTSA)の報告によると、車両が後退する際にリアカメラが正常に機能しない可能性があるとのことです。リアカメラの不具合は、運転手の後方視界を著しく低下させ、予期せぬ事故のリスクを高める要因となります。
この問題に対し、ポールスターは迅速な対応策を決定しました。同社は、アメリカ国内の正規ディーラーを通じて、対象車両のソフトウェアを無償で更新する措置を発表しています。このソフトウェアアップデートにより、リアカメラが正常に機能するようになると期待されます。
ポールスターとは、スウェーデンの自動車メーカーであり、ボルボ・カー・グループと中国の吉利汽車の合弁会社です。高性能な電気自動車の開発・製造に特化しており、洗練されたデザインと先進的な技術が特徴です。
今回のリコールは、ポールスターが顧客の安全を最優先に考えていることの表れと言えるでしょう。自動運転技術を含む先進機能が搭載される自動車において、ソフトウェアの信頼性は非常に重要であり、メーカーによる迅速かつ適切な対応が求められます。25/05/07 10:55:27
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Amazon.comの自動運転車部門であるZooxは、このほど270台の無人運転車両をリコールすると発表しました。この措置は、4月8日にラスベガスで発生した同社のロボタクシーと乗用車との衝突事故を受けたものです。
幸いこの事故による負傷者は報告されていません。Zooxによりますと、事故当時、ロボタクシーは乗客を乗せていなかったとのことです。事故発生後、同社は安全性の検証のため、一時的にサービスの運行を停止していました。
今回のリコールの主な目的は、将来的に同様の事故を未然に防ぐための安全対策を徹底することです。Zooxは、事故の原因を詳細に分析し、その結果に基づいてソフトウェアのアップデートを開発しました。このアップデートは、リコール対象となる全ての無人運転車両にインストールされます。
自動運転技術の開発競争が激化する中、安全性への懸念は常に重要な課題として存在します。Zooxは、今回のリコールを通じて、安全性を最優先とする姿勢を示すとともに、より信頼性の高い自動運転サービスの提供を目指すものと見られます。25/05/07 10:48:48
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ゼネラル・モーターズ(GM)は、米国において約60万台のスポーツ用多目的車(SUV)とトラックのリコールを発表しました。
今回のリコールは、エンジン部品の欠陥が原因で、車両の損傷や故障を引き起こす可能性があるという懸念によるものです。
リコールの対象となるのは、2021年から2024年モデルの車両です。具体的には、キャデラック・エスカレードおよびエスカレードESV、シボレー・シルバラード1500、サバーバン、タホ、そしてGMCシエラ1500、ユーコン、ユーコンXLが含まれます。これらの車種はすべて、6.2リットルのV8ガソリンエンジンを搭載しています。
GMの発表によりますと、問題となっているのはエンジンのコネクティングロッドとクランクシャフトといった重要な部品です。これらの部品に製造上の不具合があり、最悪の場合、重大なエンジン損傷や故障につながるおそれがあるとのことです。
自動車メーカー各社は、安全性と品質の確保を最優先事項としており、今回のGMによる迅速なリコール対応は、その姿勢を示すものと言えます。25/04/30 13:31:03