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夏の暑さが増すにつれて、モバイルバッテリーの発火事故が急増しています。7月には山手線内で乗客のバッグから発煙する事故が発生し、公共交通機関を巻き込んだトラブルが相次ぎました。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)のデータによると、リチウムイオン電池の事故は気温が高くなる6月から8月にかけて増加する傾向にあります。
この原因は、高温によってモバイルバッテリー内部の化学反応が加速するためです。特に真夏の車内は短時間で50度を超え、ダッシュボード付近では70度に達することもあり、モバイルバッテリーを放置すると非常に危険です。内部の正極と負極を隔てるセパレーターが高温で劣化するとショートし、発火に至ります。
手持ちのモバイルバッテリーの安全性を確認するには、まず製品がリコール対象になっていないかをメーカーのウェブサイトで確認しましょう。事故を起こした製品の中には、すでにリコール対象となっていたものもあります。
安全なモバイルバッテリーを選ぶ際は、PSEマークが付いているかどうかが重要な判断基準となります。これは日本の電気用品安全法に基づいたもので、国が定める技術基準を満たしている証です。
事故を防ぐためには、高温になる場所での保管を避ける、落下や強い衝撃から守る、そして膨張や異常な発熱など異変を感じたらすぐに使用をやめることが大切です。特に、膨張したバッテリーは内部にガスが溜まっているため、触らずに販売店などに相談してください。25/08/01 13:27:41
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消費者庁は7月29日、オーディオテクニカがリコール(自主回収)を実施しているワイヤレスイヤホン「ATH-SQ1TW2」シリーズで火災事故が発生したことを発表しました。
この事故は7月12日に発生し、鞄の中にあった当該製品とその周辺が焼損したとのことです。消費者庁は、この火災がリコールとの関連があるかを含め、現在も原因を調査中です。
オーディオテクニカは、当該製品において充電ケースが発熱・発火するおそれがあるとして、2024年11月15日からリコールを実施しています。対象となるのは、以下の型番の「ATH-SQ1TW2」シリーズです。
対象製品をお持ちの方は、直ちに使用を中止し、オーディオテクニカのウェブサイトや問い合わせ窓口で詳細を確認し、交換手続きを進めるよう呼びかけられています。安全のためにも、速やかな対応をお願いいたします。
https://www.recall-plus.jp/info/5097925/07/31 17:09:50
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近年、モバイルバッテリーやハンディファンからの発火事故が多発しており、先日も山手線内でモバイルバッテリーが出火し、運行が一時停止する事態が発生しました。このバッテリーは製造上の不具合によるリコール対象品だったことが判明しています。
「リコール対象と知らずに使っていた」というケースは少なくありません。購入後に製品のリコール情報を確認する機会は限られ、情報がユーザーに届かないこともあります。しかし、発火事故は時に社会インフラを麻痺させるほどの危険性をはらんでいます。
ご自身のモバイルバッテリーやハンディファンがリコール対象かどうか、リコールプラスで確認できます。
製品名やメーカー名、「リチウムイオン」などのキーワードで検索できます。複数の情報源で確認し、ご自身で危険を回避することが重要です。
猛暑の夏は、リチウムイオン電池にとって特に危険な季節です。高温はバッテリーの膨張、発火、爆発のリスクを高めます。リコール対象品や粗悪品でなくても、高温下での使用や保管には十分注意しましょう。25/07/29 11:29:16
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7月23日、東京・品川区東品川の10階建てマンションで火災が発生し、5名が負傷しました。当初、火元は充電中の手持ち扇風機とみられていましたが、その後の警視庁の調べで、延長コードからの出火の可能性が高いことが分かりました。
火災が発生したのはマンションの9階の一室で、住民の話から当初は携帯型小型扇風機が出火原因として挙げられていました。しかし、現場を詳しく調べた結果、室内の延長コードが激しく燃えていることが判明。この延長コードの上には布団がかかっており、これが火災を拡大させた可能性もあるとみられています。
警視庁は、延長コードの不適切な使用や、たこ足配線による過負荷、またはコードの劣化などが火災の原因となった可能性も視野に入れ、詳しい調査を進めています。今回の火災は、身近な電化製品の取り扱いについて改めて注意を促すものとなりました。25/07/28 10:57:34
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街中でよく見かけるハンディファンが、実は火災の原因となるケースが増加しています。先日都内で発生したマンション火災では、充電中の手持ち扇風機が火元とみられ、5人が負傷しました。
原因は、多くの製品に搭載されているリチウムイオン電池にあります。この電池は、小型ながら高い電力を得られるため、スマートフォンやモバイルバッテリーなど幅広い機器に利用されています。しかし、その利便性の反面、取り扱いを誤ると発火や爆発の危険性があるのです。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の実験では、小型扇風機を落下させた衝撃で電池が爆発する事例も報告されています。実際に、今年7月にはJR山手線の車内でモバイルバッテリーが発火し、5人が負傷する事故も発生しました。NITEによると、リチウムイオン電池を使用した製品の発火事故は、過去5年間で1500件以上に上ります。
リチウムイオン電池の危険な兆候
* 充電できない、充電中に熱くなる
* バッテリーが膨張している
* 不意に電源が切れる
これらの症状が見られる場合は、直ちに使用を中止し、製造元や販売店の修理窓口に相談してください。また、強い衝撃を加える、車のダッシュボードなど高温の場所に長時間放置する、水没させる、水がかかるといった行為も、異常を引き起こす原因となりますので避けるようにしましょう。
リコール対象製品にも注意が必要です。過去には、特定の手持ち扇風機やモバイルバッテリーなどがリコール対象となり、無償交換や回収が行われた事例もあります。お持ちの製品がリコール対象になっていないか、リコールプラスで確認することをおすすめします。25/07/25 13:39:29