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- 3572件中 3551~3572件を発表日の降順
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中国の自動車メーカー、長城汽車(GWM)は、オーストラリア市場向けの新型SUV「ハバル H7」について、運転席ヘッドレストの不具合による自主リコールを発表しました。対象は2025年モデルの571台です。
今回のリコールは、オーストラリアの安全評価機関「ANCAP」による衝突試験がきっかけとなりました。試験中、衝撃によって運転席のヘッドレストがシートから外れる事象が発生。調査の結果、ヘッドレストを最も低い位置に設定した際、ロック機構の溝が仕様に適合せず、固定が不十分になる可能性があることが判明しました。これにより、衝突時の負傷リスクが高まる恐れがあります。
* 対象車両: 2025年4月〜10月に生産された特定車台番号の車両
* 安全評価: 10月15日以降の生産車は「5つ星」を維持しますが、それ以前の対象車両は修理完了まで一時的に「無格付け」となります。
* 対策: GWMの正規販売店にて、ロック機構の修正を含む無償修理を実施。
ANCAPのCEOは、GWMの迅速な自主回収を評価し、オーナーへ早急な連絡を呼びかけています。同車はハイブリッド専用モデルとして2025年半ばに発売されたばかりですが、安全性を最優先した対応が取られる形となりました。25/12/24 10:09:33
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BMWオブ・ノースアメリカは、新型「X3(G45)」の2025年および2026年モデルにおいて、停車中にステアリングホイールが意図せず回転する恐れがあるとして、計36,922台のリコールを発表しました。
今回の問題は、ステアリングシステムに供給されているソフトウェアのロジック不備が原因です。停車中にステアリングトルクセンサーのチャンネルが故障した場合、自己診断システムが異常を正しく検知できず、予期せぬ操舵応答が生じる可能性があります。すでに米国では12月4日までに21件の事象が記録されていますが、幸いにも事故や負傷の報告は受けていないとのことです。
* 対象: 2024年8月14日~2025年10月20日に製造された新型X3(30 xDriveおよびM50 xDrive)
* 対策: ステアリング用ソフトウェアの無償アップデート。販売店での作業に加え、無線通信によるOTA更新も可能です。
* 通知: オーナーへの正式な通知は2026年2月2日ごろに開始される予定です。
BMWは立ち上げ段階で問題を特定し、出荷停止などの迅速な措置を講じました。新世代モデルの利便性を支えるソフトウェアが、安全の鍵も握っていることを再認識させる事例となりました。25/12/24 10:02:19
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ゼネラル・モーターズ(GM)は、オフロード性能を強化した「GMC キャニオン AT4X AEV」の2024~2026年型モデル、計1,120台のリコールを発表しました。
今回の問題は、車両の衝突を検知するSDM(センシング&ダイアグノスティック・モジュール)のソフトウェア設定に起因します。本来は衝撃の少ない「第1段階」のみが作動すべき状況で、より強い力で展開する「第2段階」のインフレーターが作動する恐れがあります。これにより、特に助手席に乗車している子供などの負傷リスクが高まる可能性があるとして、対策が講じられました。
* 対象: 2023年8月~2025年10月に生産されたAEVパッケージ装着車
* 対策: SDMソフトウェアの更新(販売店での無償作業、またはOTAによる無線アップデート)
* スケジュール: 2025年11月より生産ラインでの修正を開始。オーナーへの通知は2026年1月26日より順次行われる予定です。
現時点で事故や負傷の報告はありませんが、GMは不適切なエアバッグ展開を避けるため、早めの対応を呼びかけています。25/12/24 09:58:27
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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、2025年12月23日、後方視界確認用カメラ(リアカメラ)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
今回のリコールは、リアカメラの防水設計が不十分だったことが原因です。洗車などで強い水圧がかかるとカメラ内部に水が浸入し、電子基板がショートして、後方の映像が映らなくなるおそれがあります。
* 対象車種: 「レンジローバー イヴォーク」「レンジローバー イヴォーク PHEV」
* 製造期間: 2022年(令和4年)3月29日〜2023年(令和5年)3月15日
* 対象台数: 計457台
これまでに国内での不具合報告や事故は確認されていませんが、安全を期して全車両のリアカメラを対策品へと無償で交換するとのことです。
https://www.recall-plus.jp/info/5491825/12/23 15:43:50
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オーストラリアで、Ram Trucks Australia(ラム・トラックス・オーストラリア)が主力ピックアップトラックの「1500」「2500」「3500」計1,258台を対象にリコールを発表しました。
今回のリコールは、安全に関わる2つの独立した不具合が理由です。
* エアバッグの破裂リスク:
Ram 1500(DSモデル)において、製造上の欠陥によりサイドカーテンエアバッグのインフレーターが破裂するおそれがあります。破裂した場合、鋭利な金属片が車内に飛散し、乗員が重傷を負う深刻なリスクがあります。
* 警告表示の不具合:
1500(DTモデル)、2500(DJ)、3500(D2)において、ソフトウェアの不具合によりメーターパネルの警告灯が点灯しない可能性があります。ブレーキやシフト位置などの重要な警告が表示されないことで、重大な事故を招く危険性が指摘されています。25/12/23 10:46:31









