事業者: |
井関農機株式会社![]() |
||
---|---|---|---|
製品: |
コンバイン、トラクタ11車種 |
||
ジャンル: | 自動車 | 関連ワード: |
ヰセキ井関イセキコンバイントラクタトラクターエンジン制御ユニットプログラム排出ガス排ガス排気ガスEGRカーボンデポジットはがれ剥がれバルブ出力制限燃焼不良異常燃焼国土交通省国交省 |
重要なお知らせ: |
http://www.iseki.co.jp/news/up_img/1492132623-346710.pdf http://www.mlit.go.jp/common/001181351.pdf |
ご連絡先・お問い合せ(受付担当者に「リコールプラスを見ました」とお伝えください)
井関農機 品質統括部
089-956-9819
対象
車名 | 型式 | 通称名 | 車台番号(シリアル番号)の範囲 | 対象台数 | 備考 |
ヰセキ | YDN-H164 | HFR463G | H164-000002~H164-000227 | 156 | (1) |
YDN-H165 | HFR450G | H165-000001~H165-000526 | 268 | (1) | |
YDN-T227F | NTA603 | T227F-000001~T227F-000195 | 136 | (2) | |
NT603 | T227F-100001~T227F-100111 | 74 | (2) | ||
NTA603C | T227F-300002~T227F-300058 | 40 | (2) | ||
YDN-T228F | NTA543 | T228F-000001~T228F-000192 | 109 | (2) | |
NT543 | T228F-100001~T228F-100127 | 76 | (2) | ||
NTA543C | T228F-300001~T228F-300061 | 46 | (2) | ||
NT543C | T228F-500001~T228F-500013 | 5 | (2) | ||
YDN-T229F | NTA503 | T229F-000001~T229F-000148 | 97 | (2) | |
NTA503C | T229F-300001~T229F-300035 | 26 | (2) | ||
計5型式 | 計11車種 | 製作期間の全体の範囲:2015/02/02~2017/02/07 | 計1,033台 | (1)424 (2)609 |
※上記車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれるため、詳細は購入先に問い合せ
※対象車の製作期間は購入時期とは異なる
対処方法
エンジン制御ユニットのプログラムを対策したものに書き換えるとともに、EGR回路を点検し、部品が損傷しているものは新品に交換
内容
コンバイン、トラクタ11車種の原動機(EGRバルブ、吸気バルブ)に不具合があり、エンジンの出力が制限される恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。2015/11/12付届出番号「3693」のリコールで改善措置が不十分だったため、改めてリコールを届け出るとともに、対象範囲を見直し車種を追加した。不具合は以下の2点。
(1)刈取脱穀作業車の原動機で、エンジン制御ユニットのプログラムが不適切なため、低中負荷領域で排出ガス中に含まれる未燃燃料の濃度が高くなり、当該燃料がEGRクーラに廻り込み、カーボンデポジットが生成されEGRバルブに付着することがある。そのままの状態で使用を続けると、付着したカーボンデポジットが剥がれ、EGRバルブに噛み込み、バルブが閉じることができず、バルブを駆動するモーターに負荷が掛かり、エンジンの出力が制限される恐れがある。
(2)農耕トラクタの原動機で、エンジン制御ユニットのプログラムが不適切なため、エンジンの出力回転数が高い状態で出力トルクが低い場合、排気ガス中に含まれる未燃燃料の濃度が高くなり、当該燃料がEGRクーラに廻り込み、カーボンデポジットが生成されて吸気バルブ及びEGRバルブに付着することがある。そのままの状態で長時間駐車するとカーボンデポジットの粘度が増加し、エンジン始動した際などに、吸気バルブが摺動不良となり、プッシュロッドがロッカアームから外れ、シリンダ内の燃焼が不良となり未燃燃料がDOCへ流れ込み異常燃焼するとともに、EGRバルブの摺動も不良となり、エンジンの出力が制限される恐れがある。
これまでに(1)について5件、(2)について11件の不具合があった。事故はない。(R+編集部)
(1)刈取脱穀作業車の原動機で、エンジン制御ユニットのプログラムが不適切なため、低中負荷領域で排出ガス中に含まれる未燃燃料の濃度が高くなり、当該燃料がEGRクーラに廻り込み、カーボンデポジットが生成されEGRバルブに付着することがある。そのままの状態で使用を続けると、付着したカーボンデポジットが剥がれ、EGRバルブに噛み込み、バルブが閉じることができず、バルブを駆動するモーターに負荷が掛かり、エンジンの出力が制限される恐れがある。
(2)農耕トラクタの原動機で、エンジン制御ユニットのプログラムが不適切なため、エンジンの出力回転数が高い状態で出力トルクが低い場合、排気ガス中に含まれる未燃燃料の濃度が高くなり、当該燃料がEGRクーラに廻り込み、カーボンデポジットが生成されて吸気バルブ及びEGRバルブに付着することがある。そのままの状態で長時間駐車するとカーボンデポジットの粘度が増加し、エンジン始動した際などに、吸気バルブが摺動不良となり、プッシュロッドがロッカアームから外れ、シリンダ内の燃焼が不良となり未燃燃料がDOCへ流れ込み異常燃焼するとともに、EGRバルブの摺動も不良となり、エンジンの出力が制限される恐れがある。
これまでに(1)について5件、(2)について11件の不具合があった。事故はない。(R+編集部)
ご連絡先・お問い合せ(受付担当者に「リコールプラスを見ました」とお伝えください)
井関農機 品質統括部
089-956-9819
よく見られているリコール情報
[PR]▲画面トップへ