ID:27168
発表
2015/04/09
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リコール

UD スペースランナーA 原動機不具合 再対策


UD 「スペースランナーA 原動機(エアコンプレッサ)」

事業者:

UDトラックス株式会社

連絡先 事業者サイト 事業者情報一覧
製品:

スペースランナーA

ジャンル: 自動車 関連ワード:

重要なお知らせ: http://www.udtrucks.com/ja-jp/service-and-parts/recall-info/...
http://www.mlit.go.jp/common/001086192.pdf
ご連絡先・お問い合せ(受付担当者に「リコールプラスを見ました」とお伝えください)
UDトラックス お客様相談室

0120-67-2301

受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00(土日、会社休日除)


対象
車名 型式 通称名 対象車の車台番号の範囲 対象台数
UD
トラックス
LKG-AP35FK スペースランナーA AP35FK-20001~AP35FK-20002 2
LKG-AP35FM AP35FM-20001~AP35FM-20020 20
LKG-AP35FP AP35FP-20001~AP35FP-20003 3
LKG-AP37FK AP37FK-20001~AP37FK-20024 24
LKG-AP37FM AP37FM-20001~AP37FM-20005 5
  計5型式 計1車種 製作期間の全体の範囲:2010/10/01~2011/04/06 計54台

※対象車の車台番号の範囲には対象とならない車両もあるため、詳細は最寄りのUDトラックス販売会社に問い合せ
※対象車の製作期間は購入時期とは異なる
対処方法
エアコンプレッサヘッド一式を対策品と交換するとともに、以下の改善措置を実施
・当該ヘッドのエア通路に冷却水の浸入が認められたものは、エアコンプレッサのピストンとシリンダライナーを新品に交換し、エアドライヤのオーバーホールを実施
・エア系統を点検し、冷却水の混入が認められたものはエア系統を清掃し、不具合が生じた部品を新品に交換
内容
「スペースランナーA」のエアコンプレッサに不具合があり、エンジンの出力が制限されたり路上故障に至る恐れがあるとして、車両供給元の三菱ふそうトラック・バスより国土交通省にリコールを届け出た。このリコールは、2013/06/11付届出番号「3166」のリコールで対策が不十分だったことから、再度対策を行うもの。
エアコンプレッサのシートガスケット(エアコンプレッサ内の冷却水通路とエア通路の気密性を保つもの)の強度が不足しているため、ピストンの往復運動による圧力振動で当該ガスケットに亀裂が発生するものがある。そのため、冷却水がエア通路に浸入し、
(1)エア圧送時に配管を伝わり、エアドライヤ(圧縮空気中の水分や油分を取り除くもの)から排出され、冷却水が減少することで警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、エンジンの出力が制限される。
(2)エア圧縮時の熱により冷却水が乾燥し、結晶化して生成された固形物が吸排気バルブに付着することで、吸入または圧送されるエアが減少するため、エア圧が低下することで警報ブザーが鳴るとともに警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、充分なエア圧が確保できなくなりブレーキ機能に影響を及ぼし、路上故障に至る恐れがある。
(R+編集部)
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